今日は昨日からに引き続き年齢別しつけのポイントをお伝えしたいと思います。
「2歳」
しつけのポイント
2歳児になるころにはお子様はお話が上手になり、保護者様にとっても楽しい話し相手となる時期です。
2歳児のお子様は本当に素直であり、なんでも保護者様の言う通りに行動します。
しかし、自我の芽生える年齢でもあります。
自分勝手な行動をするけれど、自分の力は弱いので、素直なお子様が普通です。
保護者様の言うことに従って、認められる喜びを感じ、他者にほめられることを喜ぶ年齢にもなります。
2歳児は元気に走り回る活動家であり、自己中心的でもあります。
しかし、その行動を満たしてばかりいては、甘やかしすぎや過保護になってしまいます。
お子様のことがいくらかわいいからと言っていつまでも、おんぶで移動したり、抱いて寝かしつけたり、甘やかし過ぎたりしないよう注意する時期でもあります。
お子様の間違えた要求に対し、保護者様は断固として我慢させることが大切です。
2歳児はなんでも自分ですることを好む年齢でもあります。
この時こそ、手先の器用さを育てるチャンスの時期でもあります。
ご家庭においては積み木を積ませたり、クレヨンなどを持たせ、なぐり書きをさせたり、スプーンを使わせたりしましょう。
食事面においては家の中を汚されてしまうとの理由から保護者様が食事を与えてしまいがちですが、まずは一人で食べさせる習慣を作りましょう。
お子様の自立は食事のしつけから始まるのです。
また、生活習慣を教えるにも良い時期となります。
2歳児のお子様はお手伝いが大好きです。
お手伝いをすることで、勤労意欲を育てることができ、誰かに認められる喜びを感じられるじきでもあります。
毎日のお子様への接し方は常に優しく温かく接してあげましょう。
もしも、カンシャクをぶつけてきた時は、穏やかに受け止め、お子様が落ち着くまで抱いてあげることが大切です。
「3歳」
しつけは3歳からでは遅すぎるといわれます。
しかし、3歳からでも十分性格改善はできます。
むしろ3歳こそ、人格形成に大切な年齢でもあるのです。
3歳が自立の時期です。
社会生活の入り口ともいえるでしょう。
睡眠・排泄・食事・整理整頓・など生活においての自立を図りましょう。
それと同時にお手伝いもきちんと教え、周囲の人に尽くすことの喜びも伝えていきましょう。
3歳になると親から離れ、お友達を欲しがる時期でもあります。
なるべく外に出し、仲良く遊ばせるようにしましょう。
おもちゃなどで遊ぶ場合は共同で遊べるものを選ぶことをおすすめします。
粘土遊びや、組み立て式のおもちゃなど、創造性を養うことも必要です。
また、3歳は何事においても質問が多くなる時期です。
お子様から質問されたことは、はぐらかすことなく、きちんと答えてあげることが重要です。
人間形成において大切なこの時期を楽しく、そしてバランスのとれた子育てをしていただきたいと思います。