2019.01.06
言葉の大切さ!!
私たちの生活の中で一番大切にして頂きたいのは「日常の言葉がけ」です。
なぜならば、保護者さまの言葉がけは、お子様のセルフイメージの形成に
大きな影響力を持っているからです。
お子様が誕生したばかりは「生まれてきてくれてありがとう」「大好きよ」
などと毎日のようにお子様に言葉をかけていると思います。
しかし、大きくなるにつれ、お子様自身の自我が芽生えてくることで、
保護者様の言うことを素直に聞かなくなると
「早くしなさい」「どうしてママの言うことが聞けないの」などと
ついつい否定的な言葉を使うようになってしまいます。
実際子育てをしていると毎日が時間との戦いなので、
保護者様の気持ちは私も十分理解することができます。
しかし、このようなマイナスの言葉がけは知らず知らずのうちに、
お子様の意欲を低下させてしまうのです。
たとえば、お子様に「あなたは本当に何をしてもダメな子ね」
と1日3回言ってしまっていると、お子様は1年に1000回以上も
保護者様から「ダメな子」と言われていることになります。
そして、このようなマイナスの言葉を繰り返しかけられたお子様は、
「私はダメな子どもなんだ」と思うようになってしまい、
自分に自信が持てず、消極的になってしまいます。
日常の言葉がけはお子様のセルフイメージの形成に大きな影響を与えます。
日常のちょっとした場面で「○○ちゃんは本当に優しい子ね」
「毎日よく頑張っているね」などと、
お子様のセルフイメージを高める言葉をかけてあげるようにしましょう。
難しい事ではないのです。
日常のちょっとしたことをほめてあげることが大切なのです。
ほめられることでお子様は大きな自信となります。
幼少期にほめられたことは大人になっても自分の得意分野となるものです。
また、短所と長所は表裏一体で、一見、短所に見えてしまう側面も、
見方を変えると長所になります。
お子様自身が「私はここが得意ではない」「自分のこんなところが嫌い」
と思っているようなところも保護者様はプラスの解釈をしてあげるとよいでしょう。
たとえばそそっかしいお子様であるならば、
「あなたは本当に毎日行動が早いね。お母さん感心する」など、
また、行動がゆっくり目のお子様であるならば
「あなたは本当にじっくり最後まで考えることができるね」と
良いところととらえ、ほめてあげるようにしましょう。
1日3回ほめると1年では1000回以上ほめることになります。
お子様の自信になるばかりか、お子様も保護者様も
自然とプラス思考へと変化していきます。
日々の言葉がけは大切です。
保護者様の関わり方によりプラスにもマイナスにもなってしまうのです。
毎日の生活の中で言葉を大切にしていただけたらと思います。