お子様に絵本の読み聞かせは毎日何冊していますか?
七田式では「毎日10冊は読み聞かせをしましょう」と保護者様にお願いしています。
なぜならば、絵本の読み聞かせは人への優しい思いを育て、人の心の痛みがわかる人間を育てることができるからです。
1日5分でも10分でも、読み聞かせを通して、お子様と心をつなぐかかわりあいをしていくと、
親子の絆がきちんと育ち、お子様の心も自由に大きく育つことができるのです。
お子様にどのようにかかわっていけばよいのかわからない、
お子様の心をどのように育てたらよいのかわからないという方はぜひ
絵本の読み聞かせをしてください。
絵本には、会話をする内容もあり、絵本を読んであげることを通じて心をつなぐこと、愛情を伝えることができます。
絵本読みは継続することが大切なので、毎日寝る前の30分お布団の中で読み聞かせをする習慣をつけることをおすすめします。
また、1歳後半くらいまでは、ストーリーを追ったり、ページごとに読み進める必要はありません。
大きな絵ではっきりと描かれている本を読んであげましょう。
描いてある文字を棒読みするのではなく、描かれている絵の表情や様子を保護者様の言葉で伝えてあげましょう。
それによってお子様が絵の表面的なものではなく、描かれた絵を見て自分でストーリーを想像して膨らませるようになります。
これが絵本やお話の持つ奥行きのある人の気持ちを理解することができる心へとつながり、絵本好きなお子様になる秘訣なのです。
また、絵本好きにさせるには環境が何より大切です。
幼少期から毎日行うものですが、1歳前半はなかなか集中して聞くことができず、
歩いてしまったりすることもありますが、ここは保護者様の忍耐力が必要となります。
1歳後半くらいになると簡単なお話であれば集中して聞けるようになります。
お子様の集中力の時間は年齢プラス1分なので、あきらめず毎日繰り返すことが大切です。
だんだん絵本の読み聞かせに慣れてくると、お子様の好きな絵本が保護者様にもわかります。
お子様の気に入っている本は何度も繰り返し読んであげましょう。
繰返し読み聞かせをすることで、音読に繋がり次に暗唱へと繋がっていくのです。
脳の記憶回路というものは1000回暗唱させていくことで、脳の働きが変わってくるといわれています。
絵本の暗唱がお子様の「右脳記憶」を育てる結果へと繋がっていくのです。
暗唱をすることで脳の質が変わるとお伝えしましたが、暗唱する絵本にも注意が必要です。
暗唱に適している絵本選びのポイント5つ
①お子様の好きな本
②繰り返しの言葉が多い
③文字が少ない
④文字が大きい
⑤文章が少ない
この5つのポイントを心にとめ絵本を選んでみてください。
本を繰り返し読むことは問題を解くテクニックとして暗記することとは違い、意識の深いところに記憶して残ります。
文章の構成を自然と覚えるので読解力の基礎や自分で本を読む力が育ちます。
幼少期から絵本の読み聞かせを毎日行い、お子様の右脳記憶を育てていただけたらと思います。