2018.12.26
お子様を成功に導く方法
親はいつだって我が子の成長を願っています。
しかし、成功とは親が願っているだけでは叶うものではありません。
大切なのはお子様自身の行動力や志を、いかにして育てるかということです。
最近の子どもは将来に対しての夢や希望がなく、
どうしたいのか分からないといった子どもが多く見受けられます。
何もしたくない、何も夢がないという子どもが多いことが現実です。
親の役割としては夢や志を持って、子どもを育てることが大切な務めなのです。
現代社会ではお子様の志を育てることよりも、学力を問題にするだけの教育でした。
しかし、近年ではようやく、今の学力だけにとらわれてはいけない、
ということに気付き始めています。
その為に必要となるのが、「人間学」の教育です。
お子様の志しや行動力を育てていくにはまず、
お子様の心に成功の火を灯すことが大切です。
どんなに困難な道であろうと人間は努力をすることで、
必ず成功するように運命づけられていることをお子様に伝えてあげましょう。
成功しないのには理由があります。
それは、成功しない道を自分で選んでいるからなのです。
自分には無理、自分にはできないと自分で道を閉ざしてしまうから成功しないのです。
お子様にお伝えしていただきたいのは、松下幸之助さんのお話です。
松下幸之助さんのご家庭は貧困で、学歴は小学校を出ただけであり、
身体も弱いというハンディを持っていました。
でも、そのハンディのためにむしろ成功したといわれています。
自分自身と向き合う力、自分で限界を作ることなく、
成功への道を自分で切り開くお子様になって欲しいと思います。
その為に必要な親の在り方は「お子様に存在感を与える」ということです。
どうしても親は自分の子どもを未熟だと思い、不完全だと見てしまいます。
子どもをマイナスに見る限り、子どものプラスは育たないのです。
お子様は一人ひとりが完璧な存在のです。
しかし、保護者様がお子様を磨くことなく曇らせてしまっているのです。
保護者様自身の我が子の見方を変えること。
マイナスは言葉にせず、良いところばかりを笑顔でほめて、
お子様に伝えるようにすると、お子様はたちまち光り輝き始めるのです。
お子様はもともと完全な存在なのです。
不完全な人間など、どこにもいないのです。
保護者様がご自分のお子様を「認めて、ほめて、愛して」育てると、
どの子も自分の存在に自信を持ち、自分の持っている本来の能力を
発揮し始めることができるのです。
また、お子様に伝えて頂きたいことがあります。
人に意地悪をしたり、悪口を言ったりすると、人に嫌われてしまいます。
人に嫌われることをすると心を汚すことになります。
心が曇ってしまうと運も離れてしまいます。
反対に人をほめると相手に喜んでもらえます。
周りの人に喜んでもらえるような生き方をすると、自分自身も成功の道に近づきます。
保護者様はご家庭内において、一人ひとりのお子様に笑顔で接し、
ほめることで、どの子も自信のある子どもに育ち、
夢や希望を持てる子どもに成長していきます。
お子様に存在感を与え、伝記物語などの読み聞かせをたくさん行い、
お子様の心に夢や志の火を灯す子育てをしていただけたらと思います。