2018.12.06
子育ては楽しく!!
保護者様はお子様の成長を望むあまり、つい「できた・できない」で、
お子様を判断しがちです。
「わが子にこうあってほしい・こうあるべきだ」
「他の家庭の子どもがこうだからこのくらいできるはず」といった、
親が設けた基準と比較して、我が子を低く見てしまっていることが多々あります。
すると、我が子には短所ばかりで、長所が見当たらないと思うようになり、
何とか子どもをよくしよう、変えようと思って接します。
これが問題なのです。
子どもと親の心はいつも一つです。
親の気持ちは、すぐにお子様に伝わります。
保護者様がお子様をマイナスに見ていると、子どもは無意識にそれを感じとり、
そのマイナスの方向に向かってしまうのです。
反対に、保護者様がお子様にプラスのイメージを持ち、
良い面を見るようにすれば、お子様はプラスの方向に成長します。
良くも悪くも、お子様は保護者様が描くイメージどおりに成長するといえるでしょう。
そこでお伝えしたいのは、「子どもの見方6つのポイント」です。
1、短所を見ないで長所をみる。
2、今の姿を出来上がった姿と見ない、過程と見る
3、完全主義で育てない
4、他の子どもと比較しない
5、学力中心で育てない
6、そのままの姿を100点と見ることを学ぶ
この6つの見方を心がけると、お子様に対してそこにいてくれるだけで幸せ、
ありがたいといった気持ちになれます。
これは、お子様が生まれてきた瞬間に誰もが感じた根源的な愛情です。
ぜひその時の気持ちを思い出してみてください。
そして、お子様が元気に起きてくれたことが幸せ、挨拶できたことが幸せ、と
お子様の存在や行動一つひとつを認め、それを言葉にして伝えましょう。
するとお子様が変わります。
自分を認め、愛してくれる保護者様に対して、心を開き、
素直に行動し、良い面をより一層輝かせてくれるのです。
お子様の心が動けば行動が変わります。
お子様の心を動かすことができるのは保護者様の愛情と信頼です。
我が子をそのまま受け入れ、認め、喜ぶという姿勢以外にありません。
お子様の変わった姿を見ることで、保護佐様も、お子様への愛情が
より一層強くなります。
愛情の良い連鎖が生まれ、親子関係がどんどん良いものになってくるのです。