2018.12.05
お子様の意志力を育てましょう!!
意志力とは・・・自分の欲求や感情に打ち勝つことができる能力であり、
「志を意のままにする力」です。
また、自己中心的な考えをコントロールすることで、
他者を思いやる優しい心としても現れます。
「自分に厳しく、人には優しく」できるパワーの源はこの意志力なのです。
意志力は幼少期から各家庭でしっかり身に付けることができます。
【意志力が強い子ども】
欲求を抑えることができ、人を思いやることができます。
困難に耐えて努力することができ、才能や個性を伸ばすことができます。
すると→志を実現できるようになります。
【意志力が弱い子ども】
欲望が限りなく広がり、常に欲求不満の状態です。
他者を思いやることができず、自己主張ばかりが強く、
思い通りにならないと爆発してしまいます。
困難に耐えて努力することができず、力を伸ばすことができません。
すると→志を実現できなくなってしまいます。
また、七田式では「子育て三種の神器」ということをお伝えしています。
それは、「愛・厳しさ・信頼」です。
叱るということは厳しさに焦点を当てた子育てです。
何よりも愛と信頼がなければ、お子様の心には正しく届くことはありません。
お子様は時にいじわるをしたり、嘘をついたりすることもあります。
「それがいけないことをしっかり理解させる」
次に同じことをしないために、「自分の心をコントロールできるように導く」ことが
しつけのポイントです。
しつけるためには、厳しく叱ることが必要な場合もありますが、
感情的に怒鳴りつけることでは決してありません。
毎日の信頼関係に支えられた「しかり」は親子の絆を
より深いものにする効果もあります。
お子様が良い行動をしたとき、改善した時にはきちんと
ほめてあげることも忘れずに行いましょう。
お子様への接し方のワンポイント
1、ご家庭の中で、しつけのルールを作ること。
2、ルールに基づき、いけないことをしたときには、厳しい対応をする。
3、ご両親の気分によって左右された接し方をしない。(一貫性を持つ)
以上のことをご家庭内で行って頂けたらと思います。
お子様が間違ったことをしたときは、正しくしつけることがポイントです。
上手にしかることで、お子様は自分で判断し、自分をコントロールする力や
意志力を身に付けることができるのです。
☆覚えておきたい豆知識☆
食べ物には栄養素だけが含まれているだけではなく、
「陰」と「陽」という力が備わっています。
「陰」の力とは、緩めたり冷やしたりする力、
「陽」の力とは縮めたり温めたりする力のことです。
つまり、食べ物には身体を冷やしたり、温めたりする働きや、
血管や臓器を緩めたり縮めたりする作用があるのです。
同様に人の体質にも「陰」と「陽」があるのです。
そのため、自分に合った食べ物を選ぶことが何より大切です。
陰体質のかたの特徴
寒がり・汗をあまりかかない・顔が白い・下痢をしやすい
おすすめの食べ物→身体を温めるねぎ・にんにく・かぼちゃ・小豆・長いもなど
陽体質のかたの特徴
暑がり・汗をよくかく・顔が赤い・便秘をしやすい
おすすめの食べ物→身体を冷やす なす・きゅうり・とまと・レタス・メロン・梨など
熱が出る、頭が痛い、お腹をこわすなど、身体の具合が悪くなるのは、
身体が「陰か陽」のどちらかに傾いているサインです。
反対の作用を持つ食べ物を摂取することで、身体のバランスを
「陰」「陽」どちらにも偏っていない状態に戻すようにしていきましょう。