2018.12.04
記憶力の素晴らしさ!!
私達人間の記憶には「右脳記憶」と「左脳記憶」があります。
試験勉強の様に、「覚えよう」と思い頑張って覚える記憶は「左脳記憶」です。
残念なことに「左脳記憶」は短期間ですぐに忘れてしまいます。
反対に、右脳記憶は無意識の頭の中に入力されるので、大量に記憶することができ、時間が経っても覚えていられるのです。
例えば、お坊さんは毎日お経を読むので、無意識のうちに繰返し、耳にすることで、自然と右脳で記憶しているのです。
右脳の記憶力はCDなどを高速に聞くことでさらに育ちます。
人間は聞こえてくる音のスピードがある一定の速さ以上になると、左脳の記憶機能がストップし、右脳が活発になります。
すると、2倍速や3倍速で聴くことができ、記憶したい内容がスイスイ右脳に入力し、一生忘れない記憶になるのです。
右脳記憶は時期が大切です!!
幼児期は右脳が優位に働くので、右脳の記憶力がぐんぐん育つ時期です。
幼少期のころに歌ってもらっていた童謡などは今でもスラスラと歌えます。
しかし、大人になってから聞く流行りの歌は、その時は覚えていても、時期が経つと忘れてしまいます。
これは右脳が優位な幼児期は右脳で記憶しますが、大人になるとすぐに忘れてしまうのは、左脳で記憶するからなのです。
そして何より幼児期に右脳の記憶力を育てておくと、将来とても役立ちます。
学生や社会人になってからも、何かをを覚えるという事はとても大切です。
この時に、右脳記憶が育っていると、他の人が長時間かけて覚えるものを短時間で楽に覚えることができます。
なので、余裕を持って仕事や試験に取り組むことができるのです。
幼少期からぜひ、右脳の記憶力の力を育てる働きかけをご家庭で行っていきましょう。
その際、記憶を定着する取り組みに効果的なのは、「暗唱」です。
記憶は感覚器官を使えば使うほどしっかりと残ります。
なので、記憶したことを声に出して言い、その声を耳で聞く(暗唱する)ことでより定着しやすくなるのです。
暗唱の取り組みでおすすめは、「俳句・詩歌・文学」などの、名文を教えることです。
幼少期に名文に触れることで、文章の美しさや、物事の本質を学ぶことができ、心や志が育ち、教養も高まります。
また、朗読をする力を育てたり、記憶した名文をヒントに、新たに良い作品を生み出すことにもつながります。
その他、かけ算九九なども暗唱できるようにしておくと、計算も速くなり数に強いお子さまに育ちます。
幅広く知識の入力を行っていただきたいと思います。
☆覚えておきたい豆知識 ☆
気温の変化により身体の調整が上手くできないため、
☆イライラしやすい
☆気分が落ち込む
☆やる気が出ない
こんな症状はありませんか?
このような、病気ではないけれど「すっきりしない気分」はビタミンB群不足と言えます。
ビタミンB群が不足すると、炭水化物の分解が進まず、脳のエネルギーであるブドウ糖が不足します。
すると、脳の働きが鈍り頭が冴えなかったり、落ち込み、イライラするといった症状が出てくるのです。
私たちの「気分」=「心」は脳にあり、脳にとって必要な栄養素を適切に補給することで、心を元気にすることができるのです。