2018.11.05
目標を持つことが大切です
お子様は多くの夢や希望を育みますが、
夢を達成する段階でたくさんの壁にぶつかります。
夢を実現することは容易なことではありません。
しかし簡単にあきらめることなく、何事にも挑戦できる子どもに育ってほしいと思います。
そのためには、幼少期からの保護者様のお子様への接し方が大切です。
どのように接することが大切なのか。また、どうすると
目標を達成することができるのかお伝えしたいと思います。
【目標設定が継続のポイント】
お子様のやる気を引き出しながら取り組みの継続を習慣にするには、
「目標設定」をすると良いです。
大人でも何かを始めようと思ってはみても、
三日坊主で終わってしまった経験をした方もいらっしゃると思います。
お子様の取り組みにおいても、保護者様の気分でプリントをしたり、しなかったり、
カードを見たり、見なかったりでは、お子さま自身がその取り組みに
興味を示さなくなってしまいます。
いろいろな家庭環境があるので、毎日取り組みができないこともあります。
無理をしながら続けることが大切なのではなく、
ご家庭の状況に応じてできる範囲の「習慣化」がとても大切なのです。
そのためにまず、「お子様に合った目標を設定する」ことが大切です。
目標を設定するにはご自分のお子様が、
どのような状態なのかを知る必要があります。
現時点でのお子様の力を見極め、どのような力を伸ばすことが大切なのかを考えると良いです。
年齢によっても目標を変えましょう。
【2歳~4歳のお子様の場合】
プリント類の取り組みを行いたいのであれば、線や〇が書けるのか、
ひらがなやカタカナはどの程度理解しているかなど知ることが大切です。
最初から高いレベルから取り組むのではなく、
お子様が簡単にできて、楽しいと思えるものを取り入れていくことがポイントです。
また、お子様がプリントに対し、興味を示さない場合は、
保護者様がそのプリントを楽しく行う姿を見せて下さい。
すると、お子様の方から自然と興味を示し取り組めるようになります。
【5歳以上のお子様の場合】
自分の意志をきちんと言える子どもであれば、
どんな力を伸ばしたいのかを考えさせ、そのためにはどんなことをすればよいのか、
親子で考える事が大切です。
目標設定をすることは、ただ、取り組みや、学習面で役立つだけではないのです。
お子様が将来、自分の夢に向かって努力するときに、
幼少期に培ったプロセスが必ず役に立つからです。
「〇〇になりたい」という夢を持ったとき、何の努力もせずに、
それを実現することができる人はほとんどいません。
小さな努力の積み重ねと日々の継続によって、大きな夢が実現するのです。
自分の夢に向かってどう行動すればよいのか、自分自身で目標を設定し、
努力の積み重ねが大切なことをお子様に伝えて頂けたらと思います。
何かを始める秋です。
お子様と一緒に目標を決め、一緒に努力することの楽しさを
是非味わって頂けたらと思います。