2018.10.18
しつけとは
しつけはどのような基準を設けていますか?
しつけにおいて重要なことはお父様やお母様のその時の感情でしつけをしないことです。
大切なのは、ご夫婦で家庭内のルールを決めておくということです。
しかる基準がご両親の気分に左右されてしまうと、お子様は早いうちから、
お母様が 怒るのか、怒らないのかという基準で物事を判断し、
親の顔色をうかがって行動するようになってしまいます。
そうならないためにも、ご家庭内でのしつけのルールが重要となってくるのです。
七田先生のご家庭のルールは「わがまま・いじわる・うそ・はんこう」と言われていました。
ルールを書いた紙が、お子様の視界に入るところに貼ってあったそうです。
そして、「その4つに当てはまることをしたときには叱るよ」と言われていたそうです。
なので、テストで悪い点を取ってもしかられなかったそうです。ただ、上記の4つに
関してのルール違反をしたときは、しかられたそうです。
このように、ご家庭においてルールをきちんと決めておくことが重要だということです。
では、「しかりかた」について考えていきましょう。
皆様はお子様をどのようにしかっていますか?または、どのくらいの時間をかけてしかっていますか?
しかり方のポイントをお伝えします。ぜひ参考にしてくださいね。
「しかり方のポイント!!」
1 しかる時間は1分以内にすること。
2 そのことだけをしかり、過去のことを持ち出さない。
3 子ども自身を否定することなく、子どもがした行為についてしかる。
お子様をしかる目的は、次に同じ間違いをしないためにしかるものであり、お母様の
憂いさを晴らすことが目的ではありません。また、お子様が正しい行いができるよう
に導くためにしかるのです。
このポイントを心に留め実践していただきたいと思います。
また、子育てはなによりほめることが大切です。
そこで質問です。「月」を想像してください。皆様はどのような「月」を想像されましたか?
「満月」を思い浮かべたかたもいらっしゃれば、「三日月」を思い浮かべた方も
いらっしゃると思います。
人間は多くの方が「三日月」を思い浮かべるそうです。その理由としては、
人は欠けているところに目がいくようです。
子育てもそれとよく似ていて、お子様の欠けているところに目がいくようです。
お子様のできるところに目がいくのではなくどうしてもできないところに目がいってしまう。
しかし、それでは子育てはうまくいきません。
お父様、お母様が子どもをマイナスに見てしまうとその通りに育っていくものです。
お子様もお父様、お母様にできないところばかりを指摘されてされてばかりでは
やる気や自信につながりません。
ほめることは難しいことではありません。
お子様の変化を認めてほめてあげたらよいのです。
ほめられることで、お子様の自信につながります。
たくさんほめてあげましょう。