2018.10.11
子どもには大きな夢や目標を!!
通室している生徒に「みんなの夢は何ですか?」「大きくなったらどんな大人になりたいですか?」など、レッスン時に質問をすると、1年生の女の子が答えてくれたのは「獣医さん」や「皮膚科の先生」でした。その他(大工さんや・恐竜博士・薬剤師など様々ありました)なぜ獣医さんかと質問したところ「動物は言葉を話すことができないから、助けてあげたい」とのこと。
また、なぜ皮膚科の先生なのかと質問したところ、「小さい時に優しくしてもらえたから、怖くなかった。自分も小さい子が怖がらない優しい先生になりたい。」と伝えてくれました。
現代では、高校生でも将来の夢を見つけることが難しくなっている中で、小学1年生の子どもの声に感動してしまいました。なぜ夢や目標を持つことが難しくなってしまったのか・・・
それは、現在の教育が学力中心で目の前の成果に対し評価されることに慣れてしまっているからです。
七田式教育では、子どもたちに「人の為に尽くすという徳を持った生き方」をしてほしいと伝えています。
では「徳を持った生き方」とは・・・見返りを求めず良い行いをすることです。
そこで、皆様にお伝えしたいのは、お子様の「感性力を育てる」ということです。
自分のやりたいことを見つけ、それを世の中の人の為に役立てたいという気持ちが子どもたちにとって、より具体的な夢や目標となるのです。
では、どのようにして子どもの感性力を育てたらよいのでしょうか?
子どもの感性力はご両親の接し方や言葉で育まれるものです。
大切なことは「子どもの心を大きく育てる」ということです。
大きく育てる方法をお伝えしましょう。
☆お子さまに対する良い接し方
①偉人の話をたくさんしましょう。(ナイチンゲールやマザーテレサなど・・・)
②あいさつ・へんじなどしつけをきちんとしましょう。
③周囲の人に助けてもらった話をしましょう。
④子どもへの信頼を伝えましょう。
以上のようなことに注意しお子様に接することで
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自信を持って行動することができ、他者への思いやり、相手の立場に立ち行動することができるようになります。
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将来に対する夢や目標を持つことができるようになります。
★お子さまに対する悪い接し方
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勉強の話ばかりで、周囲のお友だちと比較する。
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不平不満・悪口・愚痴や文句を言ったりする。
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損得勘定ばかりで物事を考える。
以上のような接し方をしていると自分に自信が持てず、他者への思いやり、いたわりの心を持つゆとりが育ちません。
ご両親は子どもの夢や、やる気を失わせる接し方をするのではなく、子どもの心に夢を抱く芽を育てる接し方ができるように見直していただきたいと思います。
子どもの感性力を育てる日々の言葉がけとして、大切にして頂きたいのはまず1番に♡子どもの存在への愛を伝えることです。 「〇〇ができたから大好き」「テスト100点だから好き」ではなく「産まれてくれたことが100点」だということを伝えて頂きたいものです。
また、子どもがお手伝いをしてくれた時も、お手伝いは当たり前ではなく、
「〇〇ちゃんが手伝ってくれたから、お母さんすごく助かった。ありがとう」
と「感謝の気持ち」を伝えましょう。
日々このような言葉がけをして頂きたいと思います。
多くの成功者や偉人たちの共通項目は「大きな夢や目標をもち、あきらめない強い心を持っている」ということです。
子どもたちにも「夢や目標を持ち、努力し自分の個性を活かし将来は社会に貢献する」人になってほしいと思います。