1. 子どもの性格別の接し方3⃣

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2022.12.01

子どもの性格別の接し方3⃣

子どもの性格別の接し方3⃣

本日は、引き続き子どもの性格別の接し方、最終回です。

 

いたずらが激しい子ども

子どもへの見方を、一回見直してみましょう。

親御さんがいたずらだと思っている行為が、

子どもからしてみたら興味に駆られて、

好奇心のおもむくままにしてしまっているのかもしれません。

学習していると見てあげてください。

いたずらをしているとして叱ると、

実際にいたずらっ子になってしまいます。

実験期のこの時期を乗り切ると、

素直な良い子に育っていきます。

落着きがなく、人の話が聞けない子ども

子どもへの愛情がきちんと伝わっているか、

関わり方を見直してみましょう。

声掛けの中に、学習の出来不出来の評価が

多く含まれるようになっていませんか?

子どもを叱る回数が多くありませんか?

もし、思い当たる場合は、そこを変えて、

子どもの存在そのものへの愛情を示すようにしてみてください。

「〇〇が出来たから、あなたはすごい。」

のではなく、

「あなたがいてくれて、お母さんは、幸せ。」

と、子どもへの声掛けを変えてみましょう。

「だめ、だめ」と禁止の言葉を言うよりも、

「こうしてくれると、お母さんは嬉しいし、助かる。」

そして出来たら、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてください。

お母さまの愛情が伝わってくると、徐々に子どもは落着き、

人の話が聞けるようになってきます。

また、糖分の多いおやつ、特に白砂糖は控えるようにしましょう。

 

ボーっとしているように見える子ども

何かを考えて、ボーっとしているのは、

想像力や連想力が豊かなしるしです。

どんなことを考えていたのか聞いてあげてください。

聞いてあげたら、

「そういうことを考えていたのね。」

と、感心してあげるといいですね。

 
一つのことに没頭してしまう子ども

一つのことに集中することは、思考力が深まっているといえます。

否定せず、伸び伸びと、子どもの好きなものを

取り組ませてあげてください。

 
質問ばかりする子ども

2歳から4歳は子どもの質問期です。

質問されたら、

「さぁ、どうするのかな。〇〇ちゃんはどうすると思う?」

と、子どもの考えを引き出して、

少しでも答えられたら、ほめてあげましょう。

間違っている場合は

「お母さんはこう思うけど、どうかしら。」

というふうに、対話形式にすると、

コミュニケーション能力が備わっていきます。

 
独り言を言いがちだったり、想像にふける子ども

独り言は、叱ったり、とがめたりしてはいけません。

幼児期は想像力が豊かです。

別の人間になる想像遊びをすることもあります。

大人は、子どもの想像の世界を壊さないように

してあげることが大事です。

 
うそをついたり、おせっかいな子ども

大切なのは、親が子どもにうそをつかないことです。

正直であることが大切だと伝える話をしたり、

『イソップ童話』等の教訓を伝える絵本を

読み聞かせしてあげることも効果的です。

おせっかいな子どもにも、それが迷惑だとわかる話をしてあげると、

徐々に行動が改まってきます。

ただ、おせっかいといっても、

その子なりの相手への思いやりがあってのことです。

その気持ちをまずは受け止めてあげてください。

 

すべてのパターンにいえることは、子どもの今の行動は、

出来上がった姿ではなく、成長過程の姿であるということです。

まずは、保護者のかたは、愛情をこめてあたたかく見守ってあげてください。

子どもの行動に頭を悩ませることもあるかと思いますが、

頭ごなしに大人の考えをぶつけずに、穏やかに語りかけ、

気持ちをくんであげましょう。

 

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