2022.04.03
感謝の発信源になるお子様をそだてましょう
周囲に愛される人はどのような人でしょうか?
その人はただ愛されているのではありません。
一緒に過ごすと心が満たされるような幸せになる。
そんな「温かな気持ち」を周囲の人に与えられるからこそ、
誰からも愛されているのです。
「温かな気もち」を生む方法の一つに「感謝」があります。
「ありがとう」と言われると、誰もが嬉しく心が満たされます。
その人にお返しをしたいと考え、その人の役に立ちたい、助けたいと思います。
感謝ができる人の周りには、このように自然と「温かな気持ち」を持った人が集まり、
良い関係が育まれます。
「人を動かす」の著書デール・カーネギーの言葉にも
「深い思いやりからでる感謝の言葉を振りまきながら日々を過ごす。
これが、友を作り、人を動かす秘訣である」とあります。
感謝の言葉自体にも、周囲に良い波動を与える力があります。
例えば、「ありがとう」と言葉をかけられて成長した花は、
そうでない花よりも元気に育ち、見事な花を咲かせます。
これは「ありがとう」の言葉が発するプラスのエネルギーが、
花の生育にプラスの影響を与えているからです。
植物に対してだけでなく、人間に対しても全く同じことが言えます。
感謝ができるお子様を育てるために大切なことは、
保護者様自身が日常から感謝の気持ちを言葉に出すことです。
感謝の対象は、何ができる、出来ないで判断されるものではありません。
お子様が誕生した時、誰もが「生まれてきてくれてありがとう」と心の底から思います。
なぜならば、お子様がそこに存在すること自体が、感謝に値するからです。
お子様は保護者様にとり、無条件に大きな感謝の対象です。
保護者様に感謝を与えられて成長したお子様は、自分の中に感謝の心を育て、
自然と自分が感謝の発信源になることができます。
それはお子様にとり、かけがえのない財産になります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました・