1. 「しつけ」は心身の美しさ

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2020.11.20

「しつけ」は心身の美しさ

「しつけ」は心身の美しさ

子育てをしていく中で、必ず必要になってくる

子どもの「しつけ」

どう取り組んでいくのか、どう教えていくのがいいのか、

悩まれる親御さんも多いのではないでしょうか。

本日は、「しつけ」に関してのお話しです。

 

子どもをしつけるために、まずおさえておいていただきたい、

【しつけの3原則】というのがあります。

①あいさつ

あいさつは、人間関係をつくる、コミュニケーションの基本です。

小さいころからしっかりとできるように育てていきましょう。

あいさつは人からされる前に自分からしていくこと、

相手の名前をつけて、あいさつすること、

目上の人へのあいさつは、丁寧な言葉でできるように教えていきましょう。

ただ、幼児期は言葉で教えていっても、なかなか伝わりません。

親御さんが手本となって、見せていくことが大切です。

「〇〇くん、おはようございます」

「〇〇先生、おはようございます」

言葉はやまびこです。

親御さんが使った言葉が、そのまま跳ね返ってきます。

きちんとしたあいさつを心掛けましょう。

 

②返事

「はい」という返事ができるように育てていきましょう。

返事は、意外とおろそかになりやすいところ。

ぜひ意識して行っていきましょう。

あいさつと同様、親御さんが手本となって見せていくことが大切です。

なぜなら、大人の方も返事が苦手、できていないことが

多くあります。

返事をすると言うことは、手元で行っていることを一旦やめて、

話し聞くということです。

でも、何か作業をしていたり、忙しかったりすると、生返事になったり、

話しを聞いていなかったり、片手間で対応というようなことになりがち。

ということは、返事ができるというのは、[我]を消すことができること。

自分だけは、今日だけは、見られていないから、というような、

我欲をなくす、自分本位ではなく、利他の心を育てることにもつながります。

「はい」ときれいな返事を行っていきましょう。

 

③靴を揃える(後片付け)

お家に帰ったら、幼稚園にいったら、

室内に入ったときに、靴を脱ぎます。

その脱いだ靴をきちんと揃える、

下駄箱などがあれば、踵を揃えてしまう、

という習慣を身につけさせてあげましょう。

そして、使ったものは元に戻す、片付けるということも

教えてあげましょう。

後片付けができるということは、

利他の心、人の役に立つ、志を育てるきっかけにもなります。

使ったものを元に戻し、次にそれを使う人が気持ちよく使えるように。

そんな気配りができる、人への優しい心、育ててあげましょう。

 

「しつけ」は漢字にすると「躾」と書きます。

身が美しいのがしつけです。

美しい心、育てていきましょう。

 

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