1. 思春期の接し方

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2020.02.06

思春期の接し方

思春期の接し方

 

 

今日はお子様の思春期の接し方について、お話させていただきたいと思います。

 

 

日々子育てをしていると、お子様の成長に気づいているようで気づいていない

場面が多々あると思います。

 

 

反抗期はお子様にとって大切な成長の過程ともいえるのですが、ついつい、

お子様から感情をぶつけられると、保護者様の中でもイライラが溜まってしまうことが

あると思います。

 

 

しかし、お子様の反抗は自立の証なのです。

 

 

私も自身の子育てで感じたことですが、

「小さい頃は私の言うことをよく聞いてくれたのに・・・」

 

 

思春期のお子様を持つお母さまからはよく聞く悩みの言葉です。

 

 

しかしこれは、今まで黙って聞いていたお子様が、自分自身の意見を持ち、

主張できるようになったということで、

お子様の自我の目覚めであり、成長の証なのです。

 

 

この成長期に無理に抑え込もうとすると、「僕は受け入れてもらえなかった」

「私のことなんか、誰も理解してくれない」と、かえって反発を生みます。

 

 

反抗期はお子さんの成長として喜び、次にお話しすることを心がけながら

見守っていただけたらと思います。

 

 

過度の反抗的な態度は、保護者様の愛情が十分に伝わっていないサインでもあります。

 

 

再度、愛情を伝えていくとともに、大人としての自覚を促す接し方を心がけてみましょう。

 

 

では、どのように接することが大切なのかお伝えします。

 

 

まず、皆様の大切なお子様のことを「尊敬すべき一人の人間」としてみることです。

 

 

親が子どもを信頼し、頼りにし、命令語ではなく依頼語で接するようにすることで、

お子様は対等に扱われていることを実感します。

 

 

依頼語で接するとは、言葉の最後に「ね」をつけることです。

 

 

「片付けなさい」ではなく「片付けてね」という感じです。

 

 

そうすることで、大人としての自覚が育ちます。

 

 

上下の関係ではなく、一人の大人として導いてあげましょう。

 

 

また、読み聞かせを行ってください。

 

 

小学生になり、自分で本が読めるようになると、

読み聞かせをやめてしまうご家庭もあると思います。

 

 

しかし、読み聞かせはお子様に愛情を伝える方法としてとても有効です。

 

 

できれば、10歳までは毎日とは言いませんが、続けて頂きたいと思います。

 

 

短時間でもお互いに愛を感じる温かな時間を過ごすことができるものです。

 

 

また、必ずお子様のことを抱きしめてください。

 

 

お子様は保護者様の愛情を感じることで、自信を持って行動できるのからです。

 

 

お子様は何歳になっても保護者様の大切な子どもです。

 

 

しっかり抱きしめてあげましょう。

 

 

反抗期は誰にでも来る成長の証。

 

 

自立の証として受け入れてあげましょう。

 

 

きちんと愛情が伝われば、より強い信頼関係を築くことができるのです。

 

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。