皆様のご家庭で教えて頂きたいことは、お子様に「生きる智恵」を教えて頂きたいと思います。
学校では知識を教えます。
生きるために必要な生きる智恵を教えるということはありません。
しかし学校を卒業してからどう生きるのかということを教えることのほうがもっと大切なのです。
学校の成績でよい点数を取ることはもちろん大事なことです。
しかし、お子様が世の中に出たときに、自分の人生をどのように生きていけばよいのかと考えると思います。
その時に、ご家庭の中で自分の人生をどのように生きていくとよいのかを教えられて育ったお子様の方が、世の中に出たときにもっと活躍すると思います。
教育で大切なことは、一人ひとりが大切な存在であり、自分が必要な存在であると感じながら育つことが重要なのです。
そのことを感じさせる教育こそ本当の教育であり、そのような教育は学校ではなくご家庭で行うことが良いのです。
知識を教える教育も大切ですが、なぜ智恵を教えることが必要なのかというと、智恵は人間が生まれて以来ほとんど変わらないものだからなのです。
知識ももちろん大切ですが、知識と智恵ではどちらを先に教えるべきかというと、それは智恵なのです。
なぜかというと、知識は後からでも覚えていけばよいものですが、智恵は覚えるものではなく身につけるものだからなのです。
家庭教育で大切なことは、自立した大人として世の中に出ていくために必要な智恵や価値観を、保護者様がきちんと教え示すことです。
ここで少しユダヤ人の話をさせていただきます。
ユダヤ人の人口はおよそ1500万人と言われています。
70億人前後もある世界総人口の中で、ユダヤ人のノーベル賞受賞者は全体の20%なのです。
この優秀に育つ秘訣は何か、これは幼少期の教育に大きな関係があると言われています。
ユダヤ人のご両親は知識を教え込む教育法はとりません。
狭く深く学ぶことを重視するのです。
また、ユダヤのお子様は3歳のころから聖書を声に出して暗唱していく「聴覚口頭教授法」を用いて、お子様の素質を高める働きかけをしているのです。
聴覚口頭教授法を使い、お子様の脳の質を変えてしまうのです。
これこそがノーベル賞を生み出す頭を作る秘訣なのです。
ユダヤの幼児教育が優れているのは、知識を教え込む左脳教育法ではなく、優れた脳の働きを引き出す右脳教育法だったのです。
ご家庭でも教えて頂きことは、生まれ育った日本の歴史や地理、あるいは伝統文化について学び、日本人としての自覚を持つことを学んでいただきたいと思います。
お子様たちがこれから国際人に育つためには、自国の文化をまずは知らなくてはいけないのです。
いくら英語が上手に話せても、国際舞台で活躍できるようになっても、自国の歴史、地理や文化に昏ければ国際人とは言えないからなのです。
お子様にも多くの暗唱をさせることをおすすめします。
「論語」「漢詩」「古典文学」などが大切です。
「聴覚口頭教授法」を用いて、お子様の質を高め育てていきましょう。
バランスのとれた学習を親子で行っていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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