七田式教育では常にお子様たちに心の話をさせていただいています。
小さいお子様には小さくても分かるように話をし、大きくなったお子様たちには大きいお子様たちにあった話をしています。
どんな話をしるかというと、お子様にまず
「心を大きくしようね。
心の大きい人がいい人なのよ」と伝えます。
次に「心の大きい人はどんな人だろうね」と質問します。
なかなか答えが返ってこない場合もあります。
その時は「体の大きい人は誰」と質問してみましょう。
すると「お相撲さん」などと答えが返ってきます。
そこで、心の大きい人についての説明をします。
「自分のことばかり考えている人は心が狭く、心が小さいのよ。
みんなことを考えられる人は心が大きいのよ。
では、みんなのことが考えられるとはどんな事だろうね。
それは、お友達の喜ぶことをするといいのよ。」と伝えてあげるのです。
このように「心の大きいひとになるように」と話すことを大切にしています。
心の大きい人になるためには、誰かの喜ぶことをするのが良いということをお子様たちに教えてあげましょう。
そのためにまずは具体的に取り組みやすいことから始めることをおすすめします。
お母さまのお手伝いをし、お母さまに喜んでもらう。
おばあちゃまの肩を叩き、おばあちゃまに喜んでもらうなどがあります。
そのほかたくさんありますが、周囲の誰かに喜んでもらえるようにすることが、心を大きくする方法であることをお子様に教えてあげましょう。
しかし重要なことがあります。
それは「保護者様の愛情がきちんとお子様に伝わっている」ということが大切です。
保護者様の愛情が伝わっていると、人への優しい思いを持つ心が育っているからなのです。
保護者様はお子様の心の働きをわかり、愛を十分伝えることです。
するとお子様の心が育つのです。
そのうえでお子様の心が成長する多くの心の話をしていただけるとよいのです。
何よりも大切なことは「愛が心を育てるのです。」
すると心は驚くほどの成長を見せてくれるのです。
また、小さなお子様たちに心の話をするには、イソップ物語の読み聞かせをすることをおすすめします。
イソップ物語はお子様に分かる教訓に満ちています。
イソップ物語の読み聞かせを行い、その話が何を伝えようとしているのか、お子様に考えさせることが大切なのです。
自然とお子様自身が教訓を見つけられるようになるのです。
直接自分に言われて分からないことでも、客観的に物語の中で伝えられると分かりやすいものなのです。
子育てはついつい目先のお子様の成長にとらわれてしまい、我が子の成長がほかのお子様よりも進んでいる、遅れていると一喜一憂します。
子育てにおいて比較する心を消し去り、我が子をそのまま受け入れるということ。
お子様の成長は一人一人みな違います。
違っていて当然です。
お子様の本性に目を向け、お子様の内なる成長力を信じましょう。
お子様の心を大きくするには保護者様の愛が大切です。
これからの未来を担う子どもたちに素敵な心が育つよう心から願っております。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓