2019.01.05
兄弟の育て方!!
お子さんが2人以上おられる方の多くの悩みは「兄弟なのにどうしてこんなにも違うんだろう」と悩まれているのではないでしょうか。
一番上のお子様の場合、多くは生まれた時は一人っ子であり、下の子が生まれると、兄や姉という立場になります。
下の子どもは生まれた時からすでに上の兄弟がいます。
3人以上の場合、間の子どもは弟や妹でありながら兄や姉になるという立場になります。
そのため、同じ家庭で育っても、心理的に受ける影響はそれぞれ異なり、それが性格形成にも影響を及ぼします。
子育てでは兄弟同士を「比較しない」親と子は「1対1」ということが基本です。
「甘えさせるとき」はできるだけ個別に対応することが大切です。
お家の方とその子どもしかいないという状況ができるととてもよいです。
何人兄弟がいても、「お父さん」「お母さん」は1人しかいません。
その為、誰かが独占すると、他の兄弟は嫉妬心を抱きます。
他の兄弟の目を気にしなくてもよい環境で、それぞれの子どもに2人きりの時間を満喫させてあげましょう。
もしも、注意をする場合は自尊心を傷つけないように、2人だけの時に行いましょう。
兄弟といえどもそれぞれ個性があります。
その個性を育むにはその子の好きな事を知ることから始めましょう。
その為にはまず、お子様をしっかりと見ることが大切です。
ある一日、朝から晩まで見るというのではなく、少しずつでいいので、毎日見るようにします。
そうすると、現時点でのお子様の興味を持っているものを知ることができたり、今まで興味のあったものに対して、飽きている様子など少しずつお子様の変化に気づくことができるのです。
お子様の中には無限の可能性が常に眠っています。
その可能性を実現させる扉の鍵はお子様によってそれぞれです。
いろいろな事を経験させ、自分の好きな物に出会うお手伝いをしてあげましょう。
それが成功の扉の鍵となります。
兄弟でも同じものに興味を持つ場合もあれば、異なる場合もあります。
保護者様が決めるのではなく、お子様の気持ちを大切にしましょう。
自分に合った鍵を選ぶことができるはお子様自身だからです。
また、様々な体験をさせることで「チャレンジすればできる」という勇気も育てることができます。
日々忙しいとは思いますが、お子様と1対1の時移をとり、それぞれの個性を大切にしていただけたらと思います。