昨日は幼少期の絵本読みが右脳記憶を高めることにもつながるというお話をさせていただきました。
今日は「記憶」についてお話させていただきたいと思います。
「記憶」とは目に見えないものですが非常に奥が深く、記憶の質を磨けば磨くほど、記憶の質そのものが高まり、脳の質までも変えてしまうのです。
人間の脳には右脳と左脳があります。
この事実に関して、もう多くの方が認識されていると思います。
私たちが一般に知っている記憶と言うのは「左脳記憶」のことです。
「右脳記憶」にはとても優れた働きがあるのにもかかわらずあまり知られていないのも現実です。
「右脳記憶」には汎化作用(ひとつの能力を上げると他の能力も向上すること)があり、トレーニングをすることで右脳のイメージ力を開くことができます。
すると、常にイメージ記憶を使うようになり、記憶をすることがとても楽になります。
また、記憶の質も変わり記憶の容量が大きく増えます。
この優れた性質を持つ右脳の記憶をさらに磨いていくことがとても大切です。
また、記憶には2種類の記憶があります。
「聴覚記憶」と「視覚記憶」この2種類に分けることができます。
七田式でより大切だとお伝えしているのは「聴覚記憶」です。
この記憶を育てていくと、今までとは質の違った記憶力が育まれていくのです。
また、記憶にはすぐに忘れてしまう「短期記憶」といつまでも残る「長期記憶」があります。
聴覚記憶は長記憶となります。
例えば、詩を普通に覚えると、左脳の短期記憶になりすぐに忘れてしまいます。
ところが、歌やリズムに乗せて覚えると同じことが右脳の長期記憶となって頭に入力され残っていくのです。
「聴覚記憶トレーニング」をすると記憶そのものの質が変わるので、10日もすると記憶することがとても簡単になります。
七田式教育では子どもたちに記憶させたいことを歌にして記憶する「聴覚記憶」の訓練を行っています。
「聴覚記憶」は右脳を刺激します。右脳を開くと右脳の全ての能力を引き出す汎化作用が働きだします。
そして、脳の働きそのものを変えてしまうのです。
学習とは学んだことを記憶するのではなく、「脳の働きそのものを変える学習」を行うことがとても大切です。
お子様の才能や素質は生まれつき決まっているものではありません。
良い学習法を取り入れ、脳を開く学習法をしてあげることで、お子様の才能や素質はたちまち育っていくのです。
右脳を開くポイントは「右脳記憶」にあります。
右脳記憶には驚くほどの能力が秘められています。
右脳記憶を磨き、潜在能力を引き出し、脳の働きそのものを変えていきましょう!!