お子様の遊びの一つとして定着しているテレビゲームはいつでもどこでも、一人で楽しめる遊びだけに、何より大切なのは自己管理がきちんとできるようにすることがとても大切です。
ゲームをする前にご家庭で約束事を決めるようにして下さい。
お子様がゲームをしている間は手がかからないので、保護者様の時間として有効に使うことができるのでついつい長時間ゲームをさせてしまいがちではないでしょうか?
しかしそれは大きな問題です。
ゲームを与えっぱなしにすると、お子様は夢中になり、他のことがおざなりになります。
ゲームを与える時間は、必ず約束事を決めましょう。
約束を守ることによって、自分の心をコントロールする力が身に付きます。
では、どんな約束が大切かというと、まずは時間を決めましょう。
①1日30分
②宿題を終えてから
(やらなくてはいけないことはきちんと済ませることを伝える)
③ゲームソフトは無条件に買い与えない
(誕生日やクリスマスなど特別な時に買ってあげる。または、お小遣いをため、自分で計画を立てて買うようにする)
など各家庭で決めましょう。
また、寝る前のゲームは避けましょう。
なぜならば、神経が興奮し眠れなくなってしまうからです。
以上のルールを決め遊ぶようにしましょう。
きちんと守れた日はほめてあげましょう。
ほめられることで、次の日もきちんと約束を守ることができるからです。
多くの保護者様はお子様にゲームを与えたくないと考えると思います。
しかし、有効に使うこともできるのです。
①学習に活かす活用法
テレビゲームは学習に使うことで、遊び感覚で学ぶことができます。繰り返し、いつでも好きな時間に学習でき、記憶の定着を図るにはもってこいです。
②コミュニケーションのツールとしての活用法
一緒にチームを作りトライをする。
クイズ系のゲームでは、みんなで考えながらすることもでき、コミュニケーションのツールにもなります。
また、お子様が一人でしている場合は必ず声をかけてあげましょう。
お子様は自分の得意なことを保護者様に知ってもらいたいはずです。
保護者様が興味を持つことで、お子様との間に話題が生まれます。
ゲームの他にご家庭で遊びとして取り入れて頂きたいのは、本物に触れる機会を持つことです。
ゲームの怖い所は「死んでも生き返る」と考えてしまうことがあることです。
なので、本物に触れる機会を作りましょう。
①生き物や草花を育て、命の誕生や終わりを体験しましょう。
②公園で遊んだりして、外の空気に触れ、自然を体験しましょう。
③トランプやオセロなどルールがあり、思考力や判断力を育てる遊びをしましょう。
ゲームは絶対にしてはいけないというものでもありません。
大切なのは必ずルールを決めて遊ぶということ。
日によってルールは変えないということに注意して頂くことでお子様の自己管理能力も育ちます。
楽しく上手に取り入れましょう。