2018.12.11
言葉は大切!!
「自分らしさや」や「自分の考え」を伝えるのは「言葉」です。
言葉はお子様が将来幸福な人生を歩むための大切な力となります。
日常の言葉かけや働きかけを工夫し、言葉の表現力を育てていきましょう。
近頃の若者の言葉は大人では理解できないような言葉で表現されています。
例えば「微妙」と言う表現を多く耳にすると思います。
そもそも「微妙」とはどのような意味があるのでしょう。
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美しさや味わいがなんともいえず優れている。
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細かいところに複雑な意味や味が含まれていて、言い表しのないさま。
しかし、若者の間では、「良いとも悪いとも言いにくいこと」
という場合に使用しています。
この場合自分の考えを明確化せずに済むので、手軽に使用することができます。
大切なのはどう表現したら、相手に自分の気持ちや意見が伝わるかということです。
今のままでは、表現力を育てる機会が失われてしまいます。
お子様たちが将来生きていくうえで、表現力は非常に大切です。
自分の考えや思いを家族に伝えることができれば、
コミュニケーションが楽にとれ、
集団生活や社会生活がスムーズになります。
また、作文などでも自分の中の創造性を読み手にわかりやすく
伝えることができます。
「自分らしさ」を的確に伝えるための
表現力を幼少期から育てておきましょう。
その為にはまず、言葉のストックを増やしていきましょう。
日本語は繊細な表現ができる言語です。
例えば、「笑う」ことを表現する言葉には、
「あはは」「うふふ」「えへへ」などがあり選んだ言葉によって、
笑っている状況の伝わり方が異なってきます。
的確な表現をしようと考えれば、
さまざまな語彙を知っていることが大切です。
お子様に伝えている取組として「辞書引き」をすすめています。
自分の気になった言葉はすぐに辞書で調べ、付箋を貼り、
言葉と意味をノートに書き写します。
この取り組みにより、言葉の意味を知り、辞書を引く習慣も育つのです。
さらに、利点として、「反対語・類語・同義語」などを見せていくことで
その言葉の周辺語彙も獲得できるようになるのです。
また、辞書を引けないお子様には、日常生活の会話の中で
語彙を増やす働きかけをしましょう。
「今日は寒いね、寒いの反対はなにかな?」などと会話をしたり、
「今日のカレーライスは辛いね、辛いの反対はなにかな?」
などと会話をしていきましょう。
もちろん七田式ならではのフラッシュカードもおすすめです。
言葉(表現力)をきちんと育てる育児を行いましょう。
☆ 覚えておきたい豆知識 ☆
人間に欠かせない栄養素として、
「タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル」の
5大栄養素と食物繊維があります。
これに加え「第7の栄養素」として注目を集めているのが、
「色素」「香り」」「苦み」などの成分である「フィトケミカル」です。
鮮やかな色や固有の香りは、食欲を支えるだけでなく
健康にも大きな効果があるそうです。
赤色野菜・・・トマト・赤ピーマン・いちご
橙色野菜・・・人参・かぼちゃ
黄色野菜・・・とうもろこし・玄米
緑色野菜・・・きゅうり・ピーマン・枝豆
紫色野菜・・・なす・さつまいも
黒色野菜・・・ごぼう・小豆・こんにゃく
白色野菜・・・なぎ・大根・じゃがいも
上記の野菜を摂ることを心掛けていきましょう。