2018.11.15
「夢」について
ご家庭でお子様の夢について話し合ったことはありますか?
小学生にもなると、お子様たちは「こんな仕事をしたい」「こんな大人になりたい」
「こんなことに挑戦してみたい」など、自分なりの夢を描き始めています。
例えば、「お医者さんになりたい」「お花屋さんになりたい」「パティシェになりたい」など
具体的な夢を描いている子どもや、「宇宙を旅してみたい」など
壮大な夢を描く子どももいます。
いずれも子ども達の中に芽生えた自己表現の為の種であると思ってください。
つまり、自分自身を活かしながら、将来、社会の中でどのように生きていこうか、
という意識の芽生えなのです。
夢のすばらしい点は、子ども自身が自ら作り出したという点です。
親としての希望や思いもありますが、子どもはやがて大人になり、
自分自身で生きていかなくてはなりません。
自分の中に生まれた夢を育てることは、自分自身を生きることであり、
生きがいにつながります。
お子様が夢を描くことができるようになるためにも、
幼少期からの種まきがとても大切なのです。
「種まき」とお伝えしましたが、どのような働きがけをしたらよいのでしょうか?
☆ いろいろな体験をしましょう ☆
お子様に色々な経験をさせることで、お子様は自ら「自分に合うものは何か」
「自分のしたいことは何か」を考えます。
例えば、自分の近くのお店に行き、実際に働いている人の姿を見たり、
その人たちから話を聞いたりすると、自分の知らなかった世界を知ることができます。
☆ 親子で語る時間を大切に ☆
ご両親が子どもの頃に描いていた「夢」や「憧れていたこと」などを話したり、
「何になりたい?」「なぜそう思うの?」「そのためには何が必要かな?」など話をし、
「自分の夢」のためにどんなことをしたらよいのか、
具体的に考える機会を作ることも大切です。
どの子も、その子にしかできない役割を持って生まれてきます。
自分がかけがえのない人間であり、存在であることに気づかせてあげることが、
夢を育てる第一歩です。
☆ 偉人の伝記を読みましょう ☆
世の中に貢献している人の話や、偉人の伝記などを読み聞かせてあげて、
世の中の成功 者には夢があり、ロマンを持っているということを伝えます。
また、彼らがそこにたどりつくまでに、どんなことをしてきたのか、
親子で話し合ってみましょう。
お子様の夢の種が生まれるような環境を作ってあげましょう。