2018.10.29
お子様にがまんを教えましょう!!
子育てにおいて重要なことは、
自分の心をコントロールできる強い意志を育てることです。
強い意志を持つことで、これから子どもたちが向きあわなくてはならない、
困難に耐え、才能を開花する力や、他を思いやる心が育ちます。
それには3歳までにお子様に「がまん」を教えていきましょう。
しつけで最も大切なことは、何よりも「がまん」を教えることです。
なぜならば、お子様自身が自分の心をコントロールすることが
出来るようになるからです。
心がきちんと育っているお子様の心は以下の2つが現れます。
1 自分の心がコントロールできます。
2 相手への思いやりの心があります。
自分の心がコントロール出来ると言う事は、つまり、
お子様がわがままに育っていないということになります。
子育てにおいて重要なことは、自分の心をコントロールでき、
わがままでない心を育てることです。
様々な教育方針があると思いますが、
子どものしつけを考えるうえで一番大切なのは、「意志の教育」です。
お子様を意志の強い子どもに育てることです。
意志が強いと言う事は「自己中でわがまま」ということではありません。
自分の欲望や感情に打ち克つ力を持つことが、意志が強いということです。
お子様の個性を伸ばし、想像力豊かなお子様に育てるには、
どんな困難にも耐え、わがままな心に打ち克つ子どもに育てることを
考えていかなくてはなりません。
わがままで何事にも耐えることのできないお子様は、
個性を伸ばすことは難しいでしょう。
「3歳までが重要です。」
意志の強さや、耐える習慣は、お子様が3歳になるまでに身についてしまいます。
3歳を過ぎ、聞き分ける力がついてから躾を始めるのでは遅いのです。
保護者様は3歳までにきちんとした躾を教えることが大切です。
そのためには親子の信頼関係が重要です。
日ごろから、良い親子関係を築いていれば、お子様が言う事を聞かない時でも、
「叱る」というより「諭す」ことで聞き分けてくれます。
子育ての基本は何よりもご家庭にあります。
子育てのルールや基本は学校や社会ではなくやはりご家庭にあります。
そこでお願いしたいのが、お父様の協力です。
お父様が子育てにご参加下されば、お母様と2倍の力で子育てが可能となります。
また、ご家庭には「敬」と「愛」が大切です。
この「敬」と「愛」はしつけにおける車の車輪と同じようなものです。
敬の心を伝えるのはお父様の役割、愛の心を伝えるのはお母様の役割。
日本の親は昔から子どもを大いに愛し、尊敬して育てました。
そのため、子どもは両親を尊敬し、理想的な教育ができたのです。
子どもは生まれつき、母親には愛を求め、父親には敬を求めるものです。
「敬」とは敬い重んじることであり、お互いに尊重し合うことです。
お子様は父親を「敬」の対象として見る反面、
父親からも尊敬されたいと願うようにもなります。
家庭内で子育ては母親だけの仕事ではなく、
お父様のかかわり方も大切なのだと言う事をご理解いただけたらと思います。