2018.10.26
友だちとの関わり方
小学生になると重要になることは、友だちとの関わり方です。
良い友だち関係を築くには、「相手を思いやる気持ちを持つ」ということが大切です。
大人でも見かけますが、「自分さえよければよい」という考え方で
友達や周囲の人に接してしまうと、なかなか良い関係性を築くことが出来ません。
大切なのは保護者様がお子様にどのように接するのかが重要です。
お子様は常に親の背中を見て育つものです。
ですから、保護者様が思いやりの心を持つ事を心がけていただきたいと思います。
人の心というものは、相手から受け入れてもらえたと感じると、
初めてその人に対し心を開きます。
常に笑顔で接し、相手の言うことにきちんと耳を傾けることを、
お子様に伝えてあげましょう。
【周囲から受け入れてもらえるポイント】
1 常に笑顔・・・笑顔の効果は周りにいる人を和ませ、元気にする効果があります。
保護者様も笑顔でお子様と接し、明るく元気に会話をしましょう。
2 友だちの話をよく聞く・・・相手の気持ちを考えながらしっかりと話を聞きましょう。
以上、2つのポイントをお子さまに伝えていただきたいと思います。
【トラブル時の親の在り方】
保護者様はお子様の友だち関係に干渉しすぎてはいけませんし、無関心でもいけません。
入浴中やお食事の時などコミュニメーションを取る時間をつくり、
学校であったことなど話すようにしましょう。
「何かあったらいつでも教えてね。パパとママは○○ちゃんの見方よ」
という安心感を与えてあげましょう。
また、お子様が友だちとけんかをしてしまったときは、イメージを上手く利用し、
「明日学校に行ったら、〇〇ちゃんにすぐに謝ることができるよ」
「すぐにニコニコ笑顔だよ」と
良いイメージをすることも伝えてあげましょう。
【トラブルが起きた際の働きがけ】
1 まずは、お子様の話を聞いてあげる。
2 お子様や友だちのことを否定しない。
3 イメージを活用していく。
4 仲直りの方法はお子様自身に考えさせる。
以上のことをお伝えいただけたらと思います。
お子様が友だちと良い学校生活が送れるようにするには、
まずは保護者様が良い手本となることが必要です。
そのためには集団行動のルールや決まりを教えること大切です。
ルールや決まりは自然と身に付くものではなく保護者様の姿を見て学ぶものです。
例えば、きちんと挨拶をする。
または、名前を呼ばれたら大きな声で返事をする。
自分で使ったものは責任をもって片づける。
助けてもらったり、手伝ってもらった時は「ありがとう」とお礼を言う。
など他にも様々ありますが、しっかりと伝えていただきたいと思います。
会話とは自分の伝えたいことを相手に伝える唯一のツールであり、
また、相手の気持ちを受け止めることのできるツールでもあります。
会話は人間関係を築く上でも必要な役割を果たしています。
親子で会話力を高めていけるとよいですね。