1. 年齢別しつけのポイントpart2

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2021.01.03

年齢別しつけのポイントpart2

年齢別しつけのポイントpart2

 

先週は0歳、1歳の年齢別しつけのポイントをお伝えしました。

 

今週は2歳児さんのしつけのポイントをお話いたします。

 

2歳になると、お子様は話が上手になり、たくさん会話をしたがります。

 

2歳児は素直なので、保護者様の伝えるとおりに動いてくれます。

 

しかし、自我が芽生える時期でもあります。

 

自分勝手な行動をするけれど、素直でもあります。

 

これは、保護者様の言うことに従って、認められる喜びを感じ、

他の人にほめられたり、認められたりすることを喜ぶ時期だからです。

 

2歳児さんは。運動機能が発達し、走り回ることが大好きです。

 

また、この時期は自己中心的になる時期でもあります。

 

その行動を満たしてばかりでは、過保護や甘やかしになります。

 

いつまでも抱っこで移動したり、抱いて寝かしつけたり、

甘やかし過多の子育てにならないよう注意する必要があります。

 

保護者様から見て、間違えている要求は我慢させることを学ばせる時期でもあります。

 

2歳児は何でも自分ですることが大好きです。

 

この時期こそ、手先の器用さを育むチャンスでもあります。

 

積み木をして遊んだり、自由帳になぐり書きをさせたり、

スプーンやフォークを使わせてください。

 

また、靴の着脱を自分でさせ、一人でするチャンスを多く与えていきましょう。

 

食事も同様です。

 

一人で食べさせるとこぼされてしまうからと、ついつい保護者様が

口に運んでしまいがちですが、何よりお子様の自立は食事から始まるものです。

 

排便、早寝早起き、清潔の習慣を保護者様自らが手本となり教えていきましょう。

 

きれいな花や絵を見た時は「きれいね」と言って、部屋はいつも清潔に心がけましょう。

 

保護者様自身が部屋が汚れていても気にならない、人に親切にしない、

周囲の人に感謝を示さないというような行動をとってしまうと、

お子様も同じように育ってしまうのです。

 

まずは保護者様が手本となり良い行動をお子様に見せていきましょう。

 

また、2歳児はお手伝いが大好きです。

 

3歳から4歳児になるとお手伝いを嫌がるお子様もいます。

 

2歳児のうちに、家事の手伝いを頼むことが勤労意欲の高いお子様に育てる秘訣

ともいえるのです。

 

保護者様は常に我が子に対し優しく、温かく接していきましょう。

 

もしもお子様がかんしゃくをおこしたら、優しく受け止め、

落ち着くまで抱きしめてあげましょう。

 

2歳児は人格形成において大切な時期でもあります。

 

お手伝いをさせたり、自立を促すことを生活の中に取り入れて頂けたらと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。