1. 勉強の行きづまりは言葉の行きづまり?!

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2020.02.13

勉強の行きづまりは言葉の行きづまり?!

勉強の行きづまりは言葉の行きづまり?!

「読解力」が苦手な子どもたちが多いように感じます。

特に、小学部のレッスンを見ていて感じることです。

文章を読んですぐにその意味や意図が頭にすいすい入っていかない子は

“勉強を苦痛に感じてしまう”と思います。

例えば、問題をよく読まないまま、

「わかんない。」

「難しい。」

「教えて。」

という言葉が出てきます。

あるいは、じっくり読んで考えている様子の子たちの中にも

“最終的に聞かれているのは何なのか”を取り違えていたりすることもあります。

問題はみかんの数を聞いているのに、あえて登場していたリンゴの数に惑わされてしまう。

こんな時、親はつい

「うちの子算数が苦手なんだ」

「理解できるだけの考える力がないんだ。」

と思ってしまいがちです。

でも大半は

「問題文を読むのが面倒」

「文字が記号感覚で頭に入ってこない」

「受身的でやり方ばかりに注目し、考えることができない」

事が原因なのです。

そうならないためにも日ごろから、五感を刺激する体験をさせて、

イメージと語彙を一緒に体感できる工夫してみましょう!

そてには、普段の会話の中で、動作を伴わせて語句を使うようにします。

たとえば、子ども向けの言葉や内容にこだわらず、ドアの前に立ったら

「ドアの開け閉めには気を付けて。」

というように、ドアを開けながら普通に話すようにするとよいでしょう。

また、絵本の読み聞かせのとき、文章を読む前に挿絵だけを見せ、

いろいろな空想をさせるのも楽しいです。

その後、文章の内容を追いながら、挿絵との関連について親子で話をすれば、

挿絵のイメージと、お話の中の語彙がつながります。

子どもに話をさせる機会にもなりますね。

 

子どもは、文字を読んで何かを理解するよりも声や図に頼りたいのです。

また、親がやり方を教えてばかりいると、考えることをさらに面倒だと思ってしまいます。

指示行動をさせることも、「聞く力」を鍛え、順序立てて「考える力」

空間認識の力も鍛えられます。

実感させて、問題の言葉のイメージがすっと浮かぶようにすること、

それが“楽しく学ぶ”ポイントなのです。

 

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