2022.12.04
お子様と一緒に料理をしてみませんか
子育ての一番の目的をどのように考えていますか?
大切なのはお子様の自立を育てることです。
その為にもお子様には日頃から、家事などのお手伝いをさせたり、一緒にしたりして、
将来、自立した生活ができるよう、その土台を作ってあげることです。
中でも、私たちの身体と健康を作る、「食」に関しての知識を深め、
経験を積んでおくと、生涯を通じてとても役立つものとなります。
「包丁を使ったり、火を使ったりするのが危険」
「忙しいので、料理の邪魔をされたくない」などと、お子様を
キッチンから遠ざけることなく、トライさせてみましょう。
小学生になると、自分で食べ物を選択する機会も増えてきます。
そのとき、正しい選択ができるためにも「料理」のお手伝いを通して、
食の大切さを伝えていきましょう。
ここで、料理にトライするメリットをご紹介します。
自立への第一歩
食べ物への感謝の気持ちが育まれる
食材に関する知識が増し、他分野への興味が広がる
親子のコミュニケーションの時間になる
段取りを考える力が育まれる
料理を完成させることで、達成感を味わうことができる
お子様に料理に挑戦してもらうことで、得られるものは、このようにたくさんあります。
「今日はあなたの大好物の〇〇よ。お母さんと一緒にお料理してみない?」などと
保護者様のほうから積極的に興味を持つ機会を作ってあげましょう。
そして、お手伝いをしてもらうための大切なポイントです。
まずは、簡単なことから、お手伝いをしてもらいましょう。
そして、少しずつ複雑なことにも挑戦してもらうようにすると、
だんだんと上達していきます。
「低学年」のお子様へのお手伝いポイントをご紹介します。
具材を混ぜる
野菜をちぎって盛り付けをする
輪切りや乱切りなど、簡単な形に具材を切る
「高学年」のお子様へのお手伝いポイント
お鍋で卵や野菜を茹でる
フライパンで炒める
最初から最後まで、簡単な料理を一つ作ってもらう
お子様が料理のお手伝いをきちんとできたら、「ありがとう、うまくできたね」
「とてもおいしいね」などと褒め、お子様に達成感を味あわせてあげましょう。
また、料理を作って終わりではなく、食べ終えた後、片付けまですることが大切です。
お皿洗いや食器の片付け、生ごみの処理なども教え、
自分でできるようにしておきましょう。
何よりも後片付けをすることでお子様の責任感が育まれるものです。
料理をするという事は、お子様の自立への第一歩です。
簡単なお手伝いをしてもらうことから始め、料理好きなお子様に育てていきましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。