2022.10.31
子どもを抱きしめよう!
本日は、赤ちゃんや子どもが健やかに育つ方法を
お話させていただきたいと思います。
どのようにすれば健やかに育つのでしょうか?
答えはとてもシンプルで簡単です。
それは「皮膚刺激」なのです。
「皮膚は愛情の座」
という言葉があります。
それは、抱きしめることが何より大切
ということを表しています。
動物で考えてみてください。
動物の出産シーンをテレビなどで見る際、
生後間もない赤ちゃんを母親がぺろぺろと
舐めている場面を目にしますよね。
この行動には2つの理由があるそうです。
1つ目は、身体の回りに残っている羊水を、
呼吸や体温調節のためにふき取っている。
2つ目は親子の絆を確認する作業である
ともいわれています。
私たち人間も同じです。
動物のように舐めることはなくとも、
生まれた赤ちゃんに優しく接し、
触れ、抱きしめることで、
親子の絆を深めていくのです。
特に大切な時期は、生後1年間です。
その中でも特に重要な時期は、
生後3か月間の期間になります。
その期間に親が子どもをしっかりと抱き、
愛情を伝えて絆を育てなくてはいけないのです。
抱き癖がついてしまうからと、
子どもが泣いているときに放置しないように
気をつけましょう。
放っておくと、子どもはしばらくの間泣き続け、
次第に声も小さくなっていくものですが、
それは聞き分けが良いということではないのです。
親の愛情を諦めてしまった、
ということなのです。
大切な時期にしっかりと抱きしめられて育った子どもは、
成長するにつれ、情緒が安定し、社会性も育ちます。
自分の想いを親が受け止めてくれていることが分かるので、
気持ちが安定し、親への大きな信頼を寄せるようになるのです。
このように幼少期の抱きしめが何よりも大切であり、
親子の信頼関係のスタートでもあるということなのです。
冒頭でもお伝えしたように「皮膚は愛情の座」と言うように、
子どもを抱きしめることはとても大切です。
1つの方法として、赤ちゃんであるならば
「ベビーマッサージ」を取り入れてみましょう。
脳や内臓の発達を促すと共に、
肌と肌の触れ合いによって、
愛情が伝わります。
香りのよいベビーマッサージオイルなどを使うと、
嗅覚からもリラックスが促進され、
ゆったりとした気持ちで親子のひと時を
過ごすことができます。
子どもが大きく成長したならば、
折に触れ、「ギュッ」と抱きしめてあげましょう。
「大好き」「よく頑張ったね」などと、
子どもを認め、愛していることを伝える言葉を
耳元でささやいてあげながら、
強くギュッと抱きしめてあげるとよいのです。
子どもにとって良いことですが、
実は親にとってもかけがえのないご褒美の時間となります。
子どもが小学校になり、照れる年齢なっても、
できる限り抱きしめることを続けていきましょう。
子どもは心の中ではいくつになっても、
親からの抱きしめは嬉しいものです。
抱きしめることで子どもが健やかになるとても簡単な方法です。
ぜひ毎日の子育てに取り入れて、抱きしめてあげましょう!
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