1. 「英語耳」を育てよう!

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2022.09.14

「英語耳」を育てよう!

「英語耳」を育てよう!

先日、七田式のある教室から、下記のようなお話がありました。

小学部に通っている子どもが、

「将来は、アメリカかヨーロッパへ留学して、

いろいろな国の人々と交流したいです。

そのためには英語の力をブラッシュアップしたいです。」

と夢を語ってくれました。    

 

ご存知のように、2020年度から学習指導要領の外国語活動が

小学校5年生から3年生に引き下げられました。

また、教科としての英語学習は小学校5年生からとなっています。

改訂前の英語学習は「読む」「書く」の文法を重視した学習内容でした。

現在、小学校の外国語活動では「聞く」「話す」を中心とした、

英語でのコミュニケーションの楽しさを体験する事に重点をおいて

授業が行われています。

 

言語学習には「聞く」「話す」「読む」「書く」の4要素があります。

日本語、英語に限らずどのような言語においても同様です。

赤ちゃんは、家族や周りの人の言葉を「聞き」、

繰り返し口真似をするうちに「話す」ことが出来るようになります。

それから「読む」「書く」と少しずつスキルアップしていくのです。

 

さて、ここで肝心なことは、英語をスタートする時期です。

生まれたばかりの赤ちゃんは、どの国の言語であっても

聞きとる事が出来る耳を持っています。

ネイティブの英語を聞きとる耳は、

聴力がずば抜けて良い「0、1、2歳」のうちに身につける事が大切です。

つまり、お子様自身が「努力した」という意識なしに、

英語を身につけられるこの黄金期を逃さないように、

保護者様には「英語耳」を作る環境作りをしていただきたいのです。

 

「英語耳」ができたお子様は、脳に英語の神経伝達回路が作られます。

これは英語を聞いたら英語で理解し、

英語で話す時は英語で考えて言葉にする回路です。

英語用の回路が作られると言葉のキャッチボールが

スピードアップします。

なぜかと言うと、一度日本語に翻訳して理解したり考えたりし、

それをまた英語に翻訳して言葉にする、

日本語の回路のみで対応するには

大変時間がかかってしまうからなのです。

 

ですから、右脳が優位に働く黄金期の0,1,2歳のうちに、

生活の中で無意識に英語の「音」を耳にする

環境を作りを始めることが大切です。

例えば、CDをかけ流して日常会話や歌をインプット、

英語の絵本を読み聞かせる、

英語の歌をかけ流しながら体を動かす、踊る。

音源にあわせて英語のフラッシュカードを見せる。

すると、時期が来ると自然に英語が口をついて出てきます。

 

実際に、七田式教育に1歳から幼児クラスに通っているMちゃんは、

2歳から英語クラスにも入りました。

最初は黙って聞いていたMちゃんでしたが、

英語を開始して3ヶ月が過ぎた頃

「キリン」の絵のフラッシュカードを見て、

とっさに”giraffe"ときれいに発音した時には

お母様と一緒に驚きました。

 

年少さんの現在は、日本語の詩の暗唱も英語の暗唱も

楽しそうに堂々と発表しています。

また、今年は児童英検にも挑戦して、楽しみながら英語を身につけています。

 

英語獲得のポイントは3つ

 1.右脳が活発に働く時期を逃さない。

 2.英語耳が作られる環境を整える。

 3.アウトプットは自然に飛び出すのを待つ。

 

さあ、やってみようと思った時が始め時です。

ご一緒に、七田式教育でお子様の「英語耳」を育てて行きましょう。

 

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