2022.09.04
図書館へ足を運んでみましょう!!
今日は図書館と学力の関係についてお話させていただきたいと思います。
以前全国の学力調査の分析で授業において学校図書館を活用する学校は、
成績の向上が顕著であるという結果がでました。
七田式でも、読書の習慣を身につけることが、学力の向上につながることを
以前からお伝えしています。
読書による効果とはどのようなことがあるのでしょうか?
①文字の読み書きが、学力の土台となります。
➁読書の習慣が、学習の土台となります。
③知識の広がりが、学ぶ意欲をアップさせます。
では、どのように学習の効果が現れるのでしょうか?
まず、活字に親しむことができます。
本のジャンルは何でも構いません。
絵本・図鑑・雑誌にも活字はあります。
活字を読むことに慣れれば、好きなジャンルの本が見つかるようになります。
また、同じジャンルの本でも、著者により、違う見方があるので、
さらに学びたいという意欲がわくようになります。
どのように図書館を利用することが大切なのでしょうか?
まずは、ルールを守る事です。
①騒がない
②本を丁寧に扱う
③飲食をしない
④返却日を守る
これらのルールは、図書館にいる人、本を借りる人のために決められたルールです。
そのことをお子様にきちんと伝えることが大切です。
ルールをきちんと守って利用することで、
相手を思いやる気持ちや社会性を育むことができます。
次に貸出期間を守ることです。
一般的な貸出期間は2週間です。
限られた期間で読むには、時間配分を考えなくてはいけません。
借りる冊数を検討したり、借りた本の冊数から、
読書するペースを考えたりと、自分でコントロールしなければいけません。
貸出期間があることで、ペース配分を身につけることができます。
最後に、さまざまな本に触れることが大切です。
図書館の本は、主に「日本十進分類法」で分類しています。
0類・総記(調べる本)
1類・哲学・宗教(心・考え方)
2類・歴史・伝記・地理(歴史・偉人の話・地理)
3類・社会
4類・自然科学(算数・理科・生き物)
5類・技術・工業・家庭(工業・家庭科・環境・乗り物)
6類・産業・交通
7類・芸術・体育(音楽・図工・体育・遊び)
8類・言葉(言葉・国語)
9類・物語
世の中の成り立ちがわかり、興味の範囲が広がります。
また、同じテーマの本でも、分類が違えば、別の視点から書かれているので、
多角的に物事を見る力がつきます。
ご家族で本に触れる時間を作っていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。