2022.08.20
夏休みも生活リズムを整えよう!1⃣
幼稚園や、小学校が夏休みに入ると、
どうしても生活のリズムが乱れてしまう、
というご家庭も多いのではないでしょう。
日が長いというせいもあるかもしれないですし、
夏休みだからこそ、遠出したり、普段できないことをして、
遅くまで起きている…
ということもあるかもしれません。
ですが、子どもたちにとって、規則正しい生活、
特に、本日お伝えする睡眠をしっかりと取るということは、
身体や心、そして脳の成長にとっても重要な要素です。
夏休みだからこそ、早寝早起きの習慣をみにつけさせましょう。
「成績の良い子はだいたい何時に寝るのか」
日本では長年、テストでいい点数を取るために、
夜遅くまで勉強することは「勤勉」であり、「美徳」であり、
「エライ子」だと考える風習がありました。
ところが数々の学校現場での調査や医学の進歩により、
「早寝」「早起き」で規則正しい生活をしている子の学力の方が、
「遅寝」で不規則な生活をしている子の学力よりも
高いことがわかってきました。
たとえば、2014年に改訂された厚生労働省の
「健康づくりのための睡眠指針」をみると、
不規則で遅い就寝や起床が、学校の成績の低さと関係している
旨が指摘されています。
寝る間を惜しんでは、成果は上がらないのです!
では「成績のよい子」は、だいたい何時に寝るでしょう?
睡眠時間が5時間台から6時間台、
6時間台から7時間台、
7時間台から8時間台と長くなるにつれて、
成績が上がることがわかりました。
ただし10時間以上寝ると、成績が下がりました。
この調査では、7時間以上10時間未満の睡眠時間が
良い成績をとるためにはベストだったようです。
望ましい睡眠時間は8時間〜10時間未満、
日本の小学生の平均起床時刻は6~7時なので、
20時~21時の間に寝るのが学力を上げるには
もっとも効果的と言えそうです。
この時間に就寝すれば、9~11時間は眠れることになりますが、
実際に小学生の平均就寝時間は22時台で、
平均睡眠時間は8~9時間ほどです。
小学生の年齢が含まれる6歳から13歳に
推奨する睡眠時間もやはり9~11時間。
ただし10時間以上の睡眠ではあまり良い学力テストの結果が
出ていないことが多いので、学力を第一に考えるのであれば、
「夜8~9時就寝の9~10時間睡眠」
を1つの目安にしてみるといいかもしれません。
今のところ、国や人種による差は認められていませんが、
年齢や体質などによってその子に合った睡眠時間は
それぞれ違うことも事実なので、
上記の数字を参考にベストな睡眠時間を探してしてあげましょう!
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