2022.08.02
暗唱の取り組みを積極的に行おう!2⃣
前回に引き続き、「暗唱」についてのお話です。
暗唱に限らず、全ての取り組みにおいていえることですが、
結果を誉めるのではなく努力した過程を大いに褒めてあげましょう。
そして言葉の意味を理解させようとか、
無理に覚えさせようとしないこと。
遊びの延長でやっているような感覚で、
楽しみながら出来るとよいですね。
大人の目から見ると、難しいと思える文章であっても、
繰返し練習していくことによって
いとも簡単に「そら」で言えるようになります。
そして一度覚えた言葉は時間がたっても、
右脳の記憶回路の中にいつまでも記憶されていますので、
忘れることはありません。
暗唱をすることで、実は記憶力の回路が驚くほど開け、
一度見聞きしたものをそのまま記憶できるという、
優れた記憶力を身につける事が出来るのです。
これは、平安時代に活躍した弘法大使、空海がその能力を開花させた修行、
というのが、まさに「暗唱」によるものと言われています。
空海は、平安期という時代の中で、遣唐使として留学して密教を学び、
帰国後に、真言宗を開き、さまざまな文化活動において多々の功績を残し、
高野山に金剛峯寺を創建した偉人中の偉人です。
その空海が行ったことが、虚空蔵求聞持法です。
真言を一日1万回唱えていく、まさに暗唱を繰り返えし行うことで、
抜群の記憶力、能力を開花させたのです。
ですから、ご家庭でも積極的に暗唱を行いましょう。
そして、覚えた文章を皆の前で発表できる機会を作ってあげましょう。
子どもたちは、暗唱ができると、自信に満ち溢れた表情になります。
お子様はもちろんですが、お母様もきっと嬉しく感じると思います。
教室にお越しのお母様がこんなことをおっしゃっていました。
「あんな息子の顔を見たのは初めてです。」
と喜んでいらっしゃいました。
自信がついたのでしょう。
それ以降、他の取り組みも一生懸命頑張れるようになっています。
親子で一緒に取り組んだという達成感と、そして自信。
さらに、より高い記憶力を身につけていくこと、
ぜひ多くの方に味わっていただきたいと思います。
積極的に「暗唱」を取り組んでみましょう!
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