2022.04.24
辞書や辞典を使っていますか?
今日は辞書や辞典を使うことの大切さをお話いたします。
パソコンや電子辞書は、言葉を入力すると、短時間で調べることができます。
その一方、「辞書や辞典」はわざわざめくって探さないといけませんが、
周辺の情報も知ることができ、自分で探すことで、
お子様の探究心を育むことができます。
そして、その作業が、より広い知識や探究心を身につけることに繋がっていきます。
ぜひ「辞書・辞典」の使い方を教え、身近なものにしていただきたいと思います。
辞書には言葉や知識を凝縮し意味などが短い文章で簡潔に記されています。
また、お子様自身が疑問に感じたことを自分で手軽に引くことができます。
「疑問に思う⇒探す⇒解決する」という流れが、お子様自身の達成感を高め、
探究心を増幅させます。
また、辞書を引くことで、語彙数が増えます。
ページをめくり、探す作業の繰り返しで、その言葉をインプットし、
一つの言葉を調べた時に、周りにある言葉も自然と目に入り、
幅広い知識を身につけるきっかけになります。
また、辞書には学習を助ける効果があります。
①教科書を予習する。
②わからない用語や読み方が解らない漢字に印をつける。
③言葉の意味や漢字の読み方を辞書で調べて、ノートに書きこむ。
そのためにはまずは、
STEP1 辞書の引き方を教えてあげましょう。
STEP2 辞書を引く習慣を身につけましょう。
「辞書を引くことは楽しい」と、お子様に感じさせましょう。
辞書と親しくなる第一歩です。
また、ゲーム感覚で楽しむことも大切です。
例えば、「同じ読み方ゲーム」をしてみましょう。
これは同音異義語を探すものです。
国語辞典の適当なページを開きます。
同音異義語が見開きページの中に何個あるか教え、紙に書きだします。
意味を読んで、それぞれの言葉を使った文章を考えましょう。
授業で使うから、辞書を引くのではなく、
調べたいことがあるから辞書を引くという感覚を、
低年齢のころから身につけていきましょう。
そのように楽しく、たくさんの言葉を吸収したお子様は、
表現力豊かな作文へとつなげることができます。
まずは、ゲーム感覚で辞書に触れていただきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。