2022.04.12
‟繰り返し”の大切さを知って子育てに活かそう!
本日は、後に国民栄誉賞をそろって受賞することになる
二人のスーパースターについてご紹介します。
その二人とは、長嶋茂雄さんと松井秀喜さんです。
松井さんは入団した当時ぜんぜん上手い選手じゃなかったそうです。
松井さん自身も、
『とにかく不器用で、努力しなければ人並みにもなれない』
と語っていたそうです。
けれども、松井さんの可能性を信じていた長嶋監督は、
「4番1000日計画」を打ち出します!
この男を、『ジャイアンツの4番に!そして球界の4番に育てたい!』
と夢にむかって走りだします。
そして長嶋監督と松井によるマンツーマンの
素振りチェックが始まります。
毎日、毎日、その練習は、1日も休む事なく続いていきます。
それは巨人が優勝した時のV旅行の時でさえも。
厳しいシーズンを戦い抜いてのご褒美旅行。
選手たちは全員、この時ばかりは野球のことは忘れて
羽をのばしていました。
元木大介選手と松井さんは同部屋で、
元木選手が遊び歩いて深夜3時にホテルの部屋に戻り、
もう寝ているであろう松井を起こしちゃいけないと思って、
そーっと部屋に入ると…。
バルコニーで、スクワットをしている松井さんの姿があったそうです。
深夜の3時に、しかも旅行中もバットを常に持ち歩き、
素振りをかかさず行っていたそうです。
『私が監督をしている時の9年間で、一番練習をした選手は松井です。
3年、5年、10年先の自分のバッティングがどうなりたいと思い描いて、
それを信じて、毎日欠かさず練習ができる選手でないと大成しないんです。
松井は、それを唯一できた選手です。松井は、器用と不器用で見ると、
不器用な方の選手です。
でも、9年間彼は1日も練習を怠らなかった唯一の選手でした。』
長嶋監督のマンツーマン指導は、松井さんが4番に定着した後も続き、
長嶋監督が監督を退くその日にも続いていました。
監督勇退の夜、松井さんは涙を流しながら素振りを行ったそうです。
そして、日本一のホームランバッターに成長し、
世界一のヤンキースで4番を努めMVPにまでなりました。
『松井 秀喜を球界の4番に育て上げる』
という長嶋監督の信じ続けた夢を叶えることでもありました!
松井さんは引退会見時、記者からの
「プロ野球で最も思い出に残るシーンは?」という質問に対し、
『長嶋監督と2人で素振りした時間』と答えたそうです。
本気で信じて本気で応援してくれる人がいること、
こんなありがたいことはないです。
それは、無限の可能性を開く大切な鍵です。
応援し、応援される人生は、ものすごくパワフルです。
心が折れそうな時にも、
「繰り返しの大切さ」と
「イメージを描くことの無限の可能性」を信じて、
楽しく子育てしていきましょう!
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