2022.04.10
育児方針の大切さについて
今日は育児方針の大切さについて、お話させていただきたいと思います。
初めての子育てのときには、お子様と保護者様は同じ年齢です。
お子様が1歳になれば、保護者様も同じ1歳です。
ですから、わからないことがあるのは当然です。
失敗に学び、乗り越えるという体験を皆さんはされていると思います。
しかし、ある程度は、子育ての準備をしておく必要があります。
親なら誰でも、我が子に対して、「こんなふうに成長してほしい」と願うものです。
その願いを具体的にした育児方針を持つことが、
子育てがスムーズにできる秘訣です。
また、溢れる情報の中で、多くの意見に惑わされないためにも、
ぜひ、「我が家の育児方針」を決めておくことをお勧めします。
では、我が家の育児方針をどう決めたらよいのでしょうか。
七田式では様々なアドバイスをさせて頂いておりますが、
今回は「学び」の育児方針についてお話致します。
幼児教育を意識しない場合、本格的に学習を開始するのは、
小学校に入学してからということが多いと思います。
就学前に勉強をさせると、のびのび育つことができない
という声も多く聞かれます。
また、幼児の頃に学んでいなくても、お子様は就学後、
知識を獲得していくから問題ないという考え方もあります。
しかし、「取り組んだことがある」のと「ない」のとでは、
お子様の気持ちは大きく違います。
例えば、幼少期に「ドッツカード」を見ている子どもたちは、数に抵抗がありません。
ですから、数字の読み書きから始まる小学校の学習で、つまずくことがありません。
このことは、お子様にとって、学校で学ぶことに対する自信となり、
楽しい学校生活を送るうえで、大きな支えとなってくれることでしょう。
「就学前に取り組みを行う」という育児方針は、
お子様に大きな「備え」をしてあげることになります。
もう一つ、自ら学ぶお子様を育てるという役割があります。
「テレビゲーム」「漫画」など、お子様が楽しいと感じる遊びはたくさんあります。
それらと同じくらいに、「学ぶことは楽しい」と思わなければ、
勉強はなかなか進みません。
幼少期の学習は、最初は保護者様の働きがけが必要です。
保護者様が手をかけることは増えますが、
お子様が進んで机に向かうことができるようになれば、
その後はとても楽になります。
「成果」だけでなく、そういった、「姿勢を育てるための取り組み」が
七田式の目指す教育です。
また、保護者様が全ての知識を与えるのではなく、
興味のきっかけを与えてあげることを大切にしましょう。
わくわく脳を活性化させるためにも、多くのカードをインプットし、
お子様に「これはどんなものなんだろう」と感じさせることが大切です。
やがて、文字が読めるようになったとき、
お子様は自ら図鑑を開き調べるようになるものです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。