2021.12.09
1日10分でできる思考トレーニング!
これからの教育、そしてこれからの社会で問われるもの、
【思考力】ではないでしょうか。
今回は【思考力】の優れた子どもを育てること、
についてのお話です。
これまでの教育では、知識を教え込むことに重点が置かれ、
自分で学び、理解することが二の次になっていました。
しかし、自分で考えないで、
教えられたことを記憶するだけでは、
真の意味で学び、自分自身に身につかず、
すぐに忘れてしまいます。
教え込む教育は、決して質の良い教育ではありません。
親は、自分で学び、自分の力で理解していく
そんな子どもを育てることを、
子育ての目標にしていただきたいものです。
そのためには、以下の2つのことをまずは取り組んでみましょう。
① 本の読み聞かせをする時には、
話の途中でいったん読むのをやめ、
子ども達に話の続きを想像させたり、
話させたりしましょう。
② 子どもに何か聞かれてもすぐに答えを言わず、
子ども自身で辞書や図鑑を調べたり、
図書館やインターネットで調べさせるなどの
習慣を身につけさせましょう。
このような育て方をすると、
子どもの創造力、想像力がとてもに豊かになります。
そして、まず自分で考える習慣が身についていきます。
ドイツの文豪、ゲーテの父親は、
このやり方を実践してゲーテを育てました。
「若きウエルテルの悩み」
「ファウスト」
などの名作は、こういった環境で育ったから生まれてきたのです。
1日10分でもかまいませんので、
子どもに自分で考える習慣をつけましょう。
考えることで子どもが本来持っている豊かな知性を
十分に引き出し、存分に発揮できるようになります。
ぜひ、取り組んでみましょう!
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