2021.11.28
書くことで育つ子どもの学力
今日はお子様の学力を伸ばすための方法をお話致します。
保護者様にできる一番良いことは何だと思いますか?
それは、お子様の「書く力」を育ててあげることです。
読むことも大切ですが、それ以上に書くことが大切です。
世界の学力テストでも、自分の考えを書くことが
できているかどうかが、求められています。
「書く力」は幼少期だけでなく、社会人になってもとても役立つ力です。
だから、子どもが生きていくうえで、親が子どもにしてあげられる
最高のプレゼントは、「書く力」をお子様に身につけさせてあげることです。
お子様が、書く習慣を身につけ、書くことが好きになれば、
勉強に必要な力は自然に育ちます。
書くことは、考える力、つまり発想力を育て、表現力を高めます。
書く習慣は、必然的に考える習慣を育てるのです。
くどいようですが、読むだけでは育ちません。
多くの本を読んでも、書かなければ、表現力は身につかないものなのです。
では、いつごろから書かせることを学ばせるとよいのでしょうか。
学校に入学してからでよいという考えかたがあります。
しかし、これでは遅すぎます。
遅くとも、3歳ぐらいから始めるのが良いのです。
では、なぜ3歳ぐらいなのでしょうか。
幼児は学ぶことが大好きです。
生来、学ぶ欲求を持って生まれてきます。
1歳の頃からでも、鉛筆を持ち、書きたがるのです。
その欲求を満たしてあげることが自然で良いのです。
幼児が、もしも学習嫌いで、鉛筆を持ち、書くことが嫌いなら、
書かせることは、大人の側からの押し付けになり、良くありません。
幼児は拒否し、書こうとしないでしょう。
そのような押し付け教育ならば、決してすべきではありません。
しかし、実際に幼児に鉛筆を持たせると、ぐしゃぐしゃな線を引いて楽しんでいます。
そのうちに、まるを描いたり、線を引いたりが、上手になります。
ぐしゃぐしゃ書きが、何か意味を持った絵に進んでいきます。
そのように意味を持った書き方をさせていくと、何と、
それがお子様のIQを非常に高める効果になるのです。
この自然な秘密が、世のなかにあまり知られていないことが問題です。
取り組みは何より楽しく行うことが大切です。
褒めながら、ぜひお子さまも脳力開発に励んでいただけたらと思います。
時間だけは取り戻すことはできません。
毎日の問いかけをコツコツ続けていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。