2021.09.19
子育てにおいて上手な苦労の仕方とは
子育ては楽しいですか?
日々楽しいと感じていても苦労はあると思います。
それは何よりベストを尽くしている証拠です。
苦労とは、「精神的、肉体的に力を尽くし、苦しい思いをすること」ですが、
皆同じように多少の苦労はしていると思います。
私たち人間は、オムツを替える、学校に通わせる、料理を作る、叱る、
その全てにおいて力を尽くしています。
そして、力を尽くせば尽くすほど、時に、精神的にも、肉体的にも疲れてしまいます。
子育てにおける苦労は、ベストを尽くしている証拠なので、
「疲れたな・大変だな」と思うことを、あまり否定的に感じないで頂きたいと思います。
しかし、同じ苦労であっても、実りの大きい時期と小さい時期があります。
「どうせ、苦労するなら、子どもが小さいときにした方がいい」ということです。
児童期までのお子様の成長の変化は大きくて、理解しやすいものです。
しかし、思春期以降の成長は目に見えにくく、
変えようと考えても、なかなか変わらなかったりします。
お子様が大きくなってからでは、力を尽くした割には、あまり変化は見られず、
親はヘトヘトになってしまいます。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざがありますが、
子育てにおいても、それと同じことが言えます。
お子様が小さければ小さいほど、少ない力で、大きな変化が生まれます。
例えば、取り組みの一つでもある、「プリント学習」ですが、
小学校に入学するまでは、できるだけお子様の側にいて、時々見てあげることで、
より内容を定着させることができます。
保護者様は他のことをしていても構わないので、お子様がプリントをしている隣に
いてあげることが重要です。
お子様は質問がある時、声をかけやすいことと、
保護者様が寄り添ってくれているという安心感を得ることができます。
質問をされたときは、「自分でやりなさい」とか「うるさい」という態度では、
お子様の学習意欲をそいでしまうばかりか、お子様の心も傷つけてしまいます。
「教育」とは「共育」でなくてはいけません。
お子様の成長を感じる時、自分自身も育っているということが大切です。
そのためには相手の立場に立ち、考え、行動することが重要です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。