1. 小学校までにおさえておきたい基礎概念4⃣

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2021.06.15

小学校までにおさえておきたい基礎概念4⃣

小学校までにおさえておきたい基礎概念4⃣

シリーズでお伝えしてきた基礎概念、

今回が最後となります。

改めて10個の基礎概念とは、

【色・形・大小・数・量・空間認識・比較・順序・時・お金】

のことです。

この10個の概念を、小学生になるまでに理解できるように

しておきましょう。

それによって、学習の土台がしっかりと築くことができるので、

小学校での学習がスムーズに進みます。

この概念が不足していると、学校で先生の言っていることが、

理解ができず、学習以前のところでつまずいてしまいます。

ご家庭でしっかりとおさえておきましょう。

 

それでは、残りの〈時〉と〈お金〉についてです。

 

〈時〉

時間の概念は、幼少期からしっかりと身につけさせましょう。

特に、学校に入ると授業が時間から時間までと、時計を軸に

行動していくようになります。

休み時間の間に、トイレに行ったり、次の授業の用意ができるように、

今のうちから時計を読めるようにして、時間で動けるように

していきましょう。

そのためには、まずはちょうどの時間を教えましょう。

ちょうどが理解できてきたら、半の時間、そして5分刻みを繰り返し

教えていきます。

「長い針が6のところ、16時半になったらお片付けしようね」

「短い針が6、長い針が12のところ、6時になったら夕食の用意をしようね」

というように、日々の生活の中で、時計を意識させる声掛けをしていきましょう。

時間の感覚を養うこと、約束を守るということにもつながります。

積極的に時計を教えていきましょう。

 

〈お金〉

お金の概念も幼少期にしっかりと身につけさせてあげましょう。

硬貨、紙幣について教えるのはもちろんですが、

実際のお買い物を通して、お金の価値観も教えてあげましょう。

最近では、電子マネーや仮装通貨といったものが増えてきており、

実際のお金を使って買い物する機会が少なくなっています。

お金の価値感が育ちにくい環境になります。

小学生でも電子マネーで、「ピッ!」で支払っている姿をみます。

お金の大切さや、価値が薄れていくように思います。

ですから、〈お金〉の概念は、子どもが小さいうちに、

しっかりと身につけさせてあげましょう。

ご家庭で、お買い物ごっこや、お買い物時にキャッシュであえて支払うなど、

していきましょう。

 

基礎概念は、普段の生活の中で当たり前のように理解していることです。

ともすると、子どもも普段の生活で理解できていると思って、

言葉にして教えてあげないと、実は子どもはほとんど理解できていません。

ですから、一つ一つ10個の概念をおさえて、声掛けをしていきましょう。

基礎概念が理解できていないと、親子の会話もスムーズにいきません。

概念が理解できてくると、親子のコミュニケーションも円滑に、

より強い信頼関係をつくっていくことにもつながります。

積極的に、取り組んでいきましょう。

 

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