2021.04.21
トランプ遊びで数のセンスを磨こう!
本日は、トランプを使ってご自宅でできる簡単な取り組みを
ご紹介いたします。
トランプは数の感覚を育てるのに適しているアイテムです。
各カードには、幼児でも理解できる「1から10の数字」や、
視覚的に数をイメージできる「マーク(ドッツ)」が描かれています。
これらはレッスンでお馴染みの「ドッツカード」に似ていて、
ご家庭で遊びながら数に親しむことができます。
皆さんが良く知っているような簡単なルールの遊び方でしたら、
大人も子どもも関係なく一緒に楽しめるでしょう。
今回は、お子さんのイメージ記憶力のアップに結びつく遊び方をご紹介します。
【五並べ】
「七並べ」の遊び方と同様ですが、数字カードだけ使う「五並べ」。
中央に「5」のカードを並べてからゲームスタートです。
「5」の両側へ数表のようにカードを順につなげていきます。
子どもはカードの数字に着目するだけでなく、
「このカードのマーク(ドッツ)は、あのカードより沢山あるな」と、
量を比べ、描かれたマーク(ドッツ)を視覚的に捉えていきます。
子どもたちは、この取り組みを繰り返しながら、
「ドッツの数」と「数字」を対応させる力を育んでいけるのです。
【スピード】
「せーのっ!」と同時に持ち札を一枚ずつ出し合い、
大きい数を出した人が相手のカードを貰えるルールです。
このゲームは速いテンポで遊ぶため、
瞬時に数を見分ける力がつき、
右脳の記憶回路を刺激してくれるでしょう。
ゲームの最後は集めたカードの数で勝敗が決まりますので、
子どもが真剣に数を数える機会を作れます。
【神経衰弱】
裏返しにした沢山のカードの中から同じ数のペアを探します。
開いていくカードを次々と覚えるため「記憶力」がアップします。
それに、相手の順番の時もしっかり見ていないと、
自分の番にペアのカードを見つけられないため、
ゲームしながら「集中力」も養えます。
子どもは、この神経衰弱が得意です。
それは、見たものを全部をそのまま写真記憶(直観像)の力があるからです。
【ババ抜きの応用】
1~9までのカードとジョーカーを使い、
「ババ抜き」のルールでペアのカードを見つけます。
例えば「1と9」「2と8」などの、
10の合成ができるペアを探せたら持ち札から捨てていき、
最後にジョーカーが残ると負けです。
年中以降に取り組む「5の合成や10の合成」への理解が深まります。
トランプは、このように年齢に応じてオリジナルの遊び方を
生み出すことができる優れものなのです。
「数のセンスを磨く」ツールは他にも沢山あります。
お子さんが楽しく無理なく学べるような環境作りを心がけていきましょう。
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