1. 「反抗期」ってどうすればいいの?

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2021.02.27

「反抗期」ってどうすればいいの?

「反抗期」ってどうすればいいの?

子育てをしていると、どこから必ずやってくる

「反抗期」はどうしたら良いのでしょう。

どのように接したら良いのか悩まれる保護者の方も多いかと思います。

 

でも大丈夫、安心して下さい!

なぜなら反抗期とは自我の芽生え、

お子様の個性が育つ時期だからです。

ですので、保護者様は、お子様の意見も聞きながら、

成長する姿を見守っていきましょう。

 

「反抗期」は大人になるまでに2回訪れると言います。

1回目の反抗期は2歳から5歳までの幼児期に、

2回目は中学生頃の思春期に訪れると言われています。

どちらの年齢の「反抗期」も「自分の考えるようにやってみたい」

という自我の芽生えから現れるものです。

 

1回目の幼児期に起こる反抗期は「イヤイヤ期」とも言われています。

この反抗期は大人の言う事に対して、なんでも「イヤイヤ」と反発することです。

何でもイヤイヤと反発されてしまうと、親としては困ってしまいます。

しかし、これはきちんとお子様が成長している証なのです。

 

今までは保護者様にすべての事をしてもらっていたため、

「こうしたい」と自分の意思を言ったり、

行動に移すことが難しかったのですが、

言葉を少しずつ覚え、自分で動けるようになると自我が芽生え、

自分の思っていることを通したいと欲求が強くなるのです。

このような時期は、成長過程の中で、どの子も通る道なので

悩む必要は全くありません。

むしろ反抗期は自立にむけた第一歩だからです。

子どもが成長している時期なのだと、この時期を受け止めてください。

 

では、反抗期の受け止め方はどうしたら良いのでしょうか?

この時期は、保護者様はお子様の反抗に腹を立てず、

ゆとりを持って接することが大切です。

保護者様は、会話にも少し工夫をします。

 

例えば「お夕飯はハンバーグでいいかな?」と質問するのではなく、

「オムライスと、ハンバーグのどっちが食べたいかな?」など質問し、

お子様に選ばせると良いです。

選ばせることで、お子様は自分の意見を聞き入れてもらえたという

満足感を得ることができるからです。

また、お子様の反抗に対して何でも「いけない」と、

押し付けることはよくありません。

その場は収まったとしても、子ども自身が納得していないので、

心を閉ざしてしまうからです。

保護者様はなるべく子どもの意見を聞き、「これはダメ」と思ったら、

なぜダメなのかの理由を説明してあげて下さい。

理由が分かればお子様も納得します。

 

お子様の反抗期は「さみしいよ」「かまってよ」のサインでもあります。

お子様は幼少期、自分の気持ちを言葉で表現することは難しいのです。

その気持ちを反抗という態度で示します。

ですから、保護者様はそのサインを見逃すことなく、

コミュニュケ―ション不足なのかと感じとることが大切です。

また、ご兄弟がいる場合は下のお子様ばかりに目が行っていないかを

見直してみて下さい。

 

とある保護者様のエピソード、

ある時、弟が誕生されたばかりのお子様が、こんなことを言ったそうです。

「僕、本当はもっとママにお話を聞いてほしいの。でも○○くんはまだ小さいから、

僕は我慢しているの」と。

思わず涙が出てしまったそうです。

 

お子様は心が満たされることで、反抗が落ち着くこともあります。

短い時間でも、膝の上で絵本を読んであげるとか、

二人でお散歩に出かけるなど、

上のお子様との時間を大切にして下さい。

 

また、「○○ちゃんのことが大好きよ」

と言って抱きしめてあげるなど、

スキンシップを十分にとってあげて下さい。

 

反抗期はお子様の成長にとても重要です。

心に余裕を持ち「我が子も成長してきた」と、

お子様の成長を楽しんでいただけたらと思います。

 

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