1. 算数を楽しく身につけるには

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2021.02.07

算数を楽しく身につけるには

算数を楽しく身につけるには

今日はお子様に楽しく算数を身につける方法を、お話させていただきたいと思います。

 

算数や数学は高学年、もしくは中学生なると「苦手」というお子様が多くなります。

 

その理由の一つは、理科や社会とは違い、

算数や数学は日々の積み重ねが大切だからです。

 

「1年生で学んだことは理解できないが、

3年生からは努力したので3年生で学んだ内容は理解できる」

というものではないということです。

 

小学1年生で学んだことが理解できなければ、2年生でつまずき、

つまずいてわからないまま学年が上がると、「まったくわからない」

という結果になります。

 

つまずきがあると気づいたら、そこへ戻り、取り組み直し、

理解させることが何よりも大切です。

 

例えば、「繰り上がり」が理解できなければ、足し算は先には進めません。

 

理想を言うならば、得意だという意識を持っている子も、そうでない子も

予め先取り学習をしておくと、苦手意識を持たずに済むことに繋がります。

 

算数のセンスを育てるうえで、何が大切かというと、一番は計算の速さ、

正確さだと考えます。

 

日本人は算数の得意な国民と思われがちですが、その理由の一つが

「かけ算九九」にあります。

 

日本人皆に「「七五(しちご)?」と聞けば「三十五」と大半の人が答えます。

 

これは記憶力の良い小学校低学年のうちに誰もが、「かけ算九九」を習得するからです。

 

これを、中学生で覚えるというのであれば、大人になって忘れる率は高くなります。

 

そうすると、計算リスクの間違いも高くなり、損をしてしまうこともあります。

 

ではどのようにしていけば効果的なのでしょうか。

 

まずは「かけ算九九」のうた「たし算九九」のうたをかけ流してください。

 

かけ流しているだけで、無意識に覚えてしまうので、

お子様にとって、一番楽な方法です。

 

保護者様自身もお子様に無理やり覚えさせる必要がないので、

楽しく取り組むことができます。

 

かけ算と同様に、たし算もスラスラと戸惑うことなく言えるようになることが

望ましいと思います。

 

「六七(ろくしち)?」と聞いてすぐに「四十二」と言えるように、

たし算も「6+7」ではなく「6と7、13」というように覚えるとよいでしょう。

 

歌で覚えることで、速く正確に答えを出せるように作られています。

 

子どもたちが小学校入学で、最初につまずく、繰り上がりのあるたし算ですが、

「たし算九九」で9+9まで言えるようになっていれば、つまずくことはありません。

 

「たし算九九」を暗唱できるようになったら、次は百マス計算です。

 

最初は3×3から始め、マスを増やしていくとよいでしょう。

 

マス計算の最初は少し考えればできる問題を作り、取り組ませてください。

 

日々タイムを計り出力を繰り返すことで、算数の得意なお子さまに成長します。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。