1. ストレスと上手につきあおう!

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2020.12.14

ストレスと上手につきあおう!

ストレスと上手につきあおう!

少子高齢化、成果主義の導入、国際競争の激化、

人員削減による負担の増大、経済状況の悪化…

近年はコロナも加わり働く人びとを取り巻く環境は、

大きく変化しています。

 

こうした変化に伴い、仕事でストレスを感じている労働者の割合や、

ストレスの内容も変化してきました。

調査によると、働く人の約6割はストレスを感じながら

仕事をしていると言えます。

年齢別にみると、30歳代、40歳代のいわゆる働き盛り世代の

ストレスが高く、この傾向は男女ともに共通しています。

ストレスの内容を具体的にみると、人間関係、仕事の質、仕事の量

という順で続いています。

これは、割合こそ違えど男女も一緒です。

 

ストレスとは、もともと物理学の分野で使われていました。

物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。

この歪みの状態に適応しようとして、心や体に生じた様々な反応を

ストレス反応といいます。

私達の心や体に影響を及ぼすストレスには、

「物理的ストレス・暑さ、寒さ、騒音、混雑など」

「科学的ストレス・公害物質、薬物、酸素欠乏など」

「心理・社会的ストレス・人間関係、仕事上の事、家庭の事など」

があります。

普段、私達が「ストレス」と言っているのは、

この「心理的・社会的ストレス」のことです。

これによって引き起こされる反応は、

心理面、身体面、行動面の3つに分けることができます。
    
心理面の反応は…『かっきの低下、イライラ、不安など。』

身体面の反応は…『からだの節々の痛み、頭痛、肩こり、動悸、食欲低下、不眠。』

行動面では…『飲酒量や喫煙量の増加、仕事でのミス・事故の増加。』

これらが長く続く場合は、過剰なストレス状態のサインかもしれません。

 

ストレスと上手に付き合う方法(コーピング)

コーピングとは!

「自分のストレスに対して行う意図的な対処の事。」
 
コーピングには、2種類あります。

1.問題焦点型:原因を解決することに焦点を置く。

2.情動焦点型:感情の制御に重点を置く。

1は、ストレス原因そのものを取り除き、

ストレスフルな状況から抜け出せるよう行動する事です。

例えば、人間関係や環境を変化させて、原因となる物事からとおざかる。

(デメリット:対処方法が分かっても、実行に移せず、

その事自体がストレスになってしまう。)

2は、感情にアプローチする事を重要視し、

辛いと感じる気持ちを変化させたり解消させたりして、

ストレスをコントロールします。
   
例えば、気分が暗くなるようなことは考えない。

気晴らしのため好きな事をする。
(デメリット:根本的な解決ではないので、

常にストレスと向き合っていかなければならないです。)

気の持ちようで解決するような問題であれば、

デメリットも生じませんが、そうでない場合は

コーピングスキルを上げても。根本的な解決には至りません。

その場合、1を取り入れながら、精神的苦痛の緩和を併せて

取り組むことが必要でしょう。

両者を上手に、状況に応じて使い分けて行うことが、

より効果的です。

そして、客観的に把握出来るようにリストアップしてみてください。

 

親と子は合わせ鏡と言います。

ストレスと上手につき合う、解消することで、

子どもの精神状態も安定します。

楽しい子育てをしていきましょう。

 

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