2020.10.31
“がまん”ができる子どもに育てよう!
子育てをしていて、親御さんが誰しもが通る苦労…
子どものしつけ。
今回は、そのなかでも“がまん”についてのお話しです。
1歳半ごろより子どもは「自立」に向けて、少しずつ自我が
芽生え始めます。
好き嫌いや、したいしたくないで、言うことを聞いてくれなかったり、
時には自分でもどうしたいのか分からない、けれども大泣きする、
といったことがあります。
子どもは親の言うようにはなりません。
そして、幼児期は言葉で、理屈で理解していくことはありません。
ですから、繰り返し繰り返し、言葉とともに行動で示していくことが
大切になっていきます。
その際、一貫性をもって対応していくことが重要になります。
お父さんは言わないけど、お母さんはダメよと言う、
ではなく、ご家庭でのルールを決めて、子どものしつけに関して
一貫した態度で接するようにしましょう。
ただ、みんながみんな同じようにダメよと言うだけでは、
子どもは誰にも受け入れてもらえないと感じてしまいます。
話しを聞いてあげる人、きちんと諭す人、というように役割分担して、
子どもと上手に接していきましょう。
イヤイヤ期は、どの子も通る道。
子どもなりの気持ちがあるので、まずはそれをしっかりと汲み取り、
共感、同調してあげましょう。
そして、少しでも落ち着いたら
「がまんできて、えらいね」と抱きしめて、ほめてあげましょう。
日頃から、何か子どもがして欲しいとねだってきたときは、
ほんの数秒でも、短い時間を待たせるなどして、
それから絵本を読んであげる、抱っこしてあげる、というように、
接していきましょう。
小さながまんを積み重ねていくことで、
自分の感情とどう折り合いをつけるか、
少しずつ学んでいきます。
最終的な「自立」に向けて、
“がまん”のできる子どもにしていきましょう。
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