2020.10.11
リーダーとしての生き方
今日はお子様に求められているリーダーとしての生き方を、
お話させていただきたいと思います。
今の時代は真のリーダーが求められています。
では、真のリーダーとはどのような人物なのでしょうか?
それは何より、人々に奉仕できる人のことです。
そのような人のところには、自然に志を同じくする人々が集まってくるものです。
リーダーというと、周囲の人を従える権力を持った人のことと思われがちですが、
真のリーダーとは、人々に奉仕できる人、「人の役に立つために生まれてきた」
という指針のもと、生きている人です。
周囲の人々に配慮できる人は、深く信頼され、敬愛されます。
そして、その人が多くの人に奉仕するほど、その人のために努力しようと思う人が
増えていきます。
人生の成功とは、本人の才能や地位ではなく、人間関係によって
もたらされているものが大きいのです。
真のリーダーシップを発揮する人の周りには、同じく志の高い人が集まります。
そして、目標に向かい大きなうねりが生じ、不可能と思えるようなことまで、
自然に達成できるようになるのです。
「プラスの言動はプラスの出来事を引き寄せ、
マイナスの言動はマイナスの出来事を引き寄せる」という、
シンプルな法則が働いています。
つまり、リーダーのプラスの波動が、当然の結果として、
人々のプラスの波動を引き出せることになるのです。
これからの時代を生きるリーダーは、関わりあう人それぞれの才能を発揮させ、
人々の中に調和を作り出します。
七田式ではリーダーの7つの条件をお子様に伝えています。
①才能より徳を大切にする。
➁人に奉仕する人間になる。
③自分の魂を磨く。
④対人関係の能力に優れている。
⑤明確な目標と情熱を持っている。
⑥全体を見通す力があり、統合力に優れている。
⑦歴史的・地理的視野を持っている。
この7つの条件です。
このような人材を育てるために、お子様に教えたい基本的なことは、
リーダーに求められる「奉仕の心」を育てることです。
子どもは人に尽くすことを学ぶことによって、それが核となり、
徳や対人能力といった、その他のリーダーの資質も、
いつの間にか身につけていくものだからです。
自分と他人を比較し、絶えず競争を意識しているお子様は、
リーダーシップを発揮することは難しいと思います。
保護者様はまず、お子様をしっかり愛すること。
そして子ども自身が自分を好きになり、自分に誇りを持てるようにしていくことが
何より大切です。
そうすることで、お子様自身が明確な目標を持ち、全体を見通す力が養われることで、
その状況で最も適切な行動が取れるようになるのです。
お子様の真のリーダーとしての資質を伸ばす子育てを、行っていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。