1. 「数のセンス」を磨くには?

ブログ

2020.06.26

「数のセンス」を磨くには?

「数のセンス」を磨くには?

お子さまの学習の成果をあまり感じられない親御さんから

「うちの子には向いていないのかも…」

といったお悩みをいただくことがあります。

特に算数数の取り組みでは、

つまずいたり、できない問題があったりすると

「数のセンスがない」

と考えてしまうことも あるのではないでしょうか。

しかし、実は、苦手やつまずきの原因は、

「子どもに数のセンスや能力がないから」

「向いていないから」

というだけではない場合があるのをご存知ですか?

子どもの「数のセンス」のカギは、

脳の中の考えるための「道筋」に隠されているのです。

数や算数の問題を解いている時、私たち人間は、

脳の中の複数の部分を同時に働かせていることがわかっています。

したがって、数や算数の問題の解き方を理解した状態とは、

脳の中のどこの部分をどんな順番で使って考えれば良いのか、

その「道筋」がわかっている状態です。

また、これまでに、

「お子さんが取り組みに集中できない」

「取り組み中に色々なものに気が散ってしまう」

という経験はありませんか?

これも、実は脳の中の考える「道筋」ができていないことが

原因の場合があります。

凸凹な道だと、平らに整備された道路より歩きにくいのと同じで、

脳の中の道筋が整っていない状態では解答になかなかたどりつけないのです。

小さいお子様の場合は特に、問題を解くまでに気が散って

集中力が続きにくくなってしまいます。

ではどのような取り組みで集中力をつけることができるでしょうか?

数の理解を育て、しっかりとした脳の道筋を育てるには、

やはり、くり返し問題を解くことがとても大切になります。

そして、この脳の思考の道筋は「楽しい」という成功体験

一緒に得ることで育ちやすいようです。

つまり、「問題が解けて嬉しい!」「できた!」

という達成感を感じながら学ぶことは脳の働きの面から見ても、

とても大きなメリットがあるのです。

「数や算数の問題が苦手」

「数のセンスがないのかも?」

という場合は、お子様にとって、

達成感や楽しさを感じながら学習する機会が足りていないのかもしれません。

まずは、お家のなかに「数」が身近にある環境を作っていきましょう。

数字表を壁に貼ったり、一緒に楽しく唱えていきましょう。

また、実際のものを触りながら数えていくことも大切です。

目で見ながら声に出して数えていくことによって、

視覚・聴覚・触覚を刺激することができるのです。

この場合「助数詞」も合わせてインプットしていきましょう。

理解が進んでから改めて教えるよりも、

はるかに楽に使いこなしていくことができます。

日々のくり返しが大切です。

どうぞ楽しみならが取り組んでいきましょう。

 

七田式の無料体験レッスンのお申込みは👇