2020.06.12
勉強をする目的とは、なんでしょう?
子どもはいろんなことを知りたがり、そして興味を持ちます。
日々、子どもと過ごしているといろんな質問を受けると思います。
数ある質問の中から
「なんで、べんきょうするの?」
と聞かれたらお父様お母様はどのように答えますか?
いろいろな答えがあると思います。
でもその質問にはっとさせられることも多いのではないでしょうか。
「勉強しなさい。」
子育ての中で、こんな声かけを子どもにする機会はすごく多いと思います。
その言葉を投げかける前に、子育ての上で、子どもになぜ勉強をするのか、
その目的をきちんと教えてあげましょう。
勉強をする目的は、良い成績をあげ、良い学校へ進学することではありません。
その先にある目的を、きちんと子どもに伝えなければなりません。
『学問は、何故大切なのでしょうか?』
学問には、自分を変え、世の中を変える力があります。
勉強する目的は、主に次の三つです。
一つ目は、学ぶことによって自分が成長する、
自分の成長のために学ぶ。
成長するのが楽しいから学ぶです。
そして二つ目は、人生で成功するために学ぶ、
ということです。
最後に三つ目は、一番大切なことですが、
大きくなって世の中に貢献するために学ぶということです。
お金儲けをすることが目的ではありません。
世の中に役立つ人になるために学び、
社会に貢献できるようになるために学ぶ。
とういうことです。
もちろんもっと素敵な回答をされる、親御さんもいらっしゃるでしょうし、
他にも回答はあると思います。
大切なことは、今学んでいることが、成長して大きくなったとき、
世の中に役に立つ、貢献できる自分になれる、
そうすることでたくさんの人が喜んでくれる、
そのために学ぶということを子どもに教えて行きましょう。
ユダヤ教は、三歳の誕生日から、子どもに幅広い教育を行っていきます。
「学問というのは世の中を変える力がある。
それを今から学んで、大きくなったらその学問の力で自分が変えていく。」
ということを祈りと歌、そして物語りで教えていきます。
日本には、そんな習慣はありませんが、
目先だけの子育てにしてしまわないように、
早くから何のために学ぶのかということを教えることが大切です。
小学校の授業で行う〈道徳〉に近いです。
七田式教育では、幼児期の早い段階で、
「なぜ、べんきょうするのか」
「なぜ、生きるのか」
「なぜ、人を愛するのか」
ということを子どもたちに問いかけて行きます。
もちろん、満足な答えが返ってこないかもしれませんが、
自分の気持ち、自分の考えを、自分の言葉で言える、書ける、表現できる
というところまで、何度も、何度も、問い続けます。
するとやがて、自分の生まれてきた役割に気が付き、
周囲の人たちへ感謝の気持ちが芽生えていきます。
勉強の真の意味がわかるまで、
人は大人になっても、いくつになっても学ぶことは、一生続きます。
子どもについ、「勉強しなさい」という前に、
親自身の学びがあるか、
また目の前の子どもが、いったい何に目を輝かせているか、
どんどん対話をして絆を深めましょう!!!
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