1. 本物の〈生きる力〉を育てましょう

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2020.06.11

本物の〈生きる力〉を育てましょう

本物の〈生きる力〉を育てましょう

6月に入り、緊急事態宣言も解除となり、

少しずつではありますが、普段の生活が戻り始めてきています。

それでも、依然として新型コロナウィルス感染予防は継続され、

外出を控えたり、県をまたいでの移動や、密集をさけ、

様々な活動を自粛せざる得ない日々が続いています。

幼稚園、学校もクラスを分けての実施や、短縮時間での運営と、

以前のように登園や登校が出来ない状態です。

先の見えない事で不安や不満が募っているのではないでしょうか。

こんな時はどうしてもマイナスの思考になってしまいます。

不平、不満、愚痴、文句からは何も生まれてきません。

そして、自分の心も真我の心を失ってしまいがち。

そんな今だからこそ、七田式教育の心の教育を知っていただき、

取り入れていただきたいと思います。

 

七田式教育で子どもたちに身につけていただきたいことに、

〈感性力〉があります。

この〈感性力〉が育つ事で6つの力が育まれます。

1、創造する力

2、愛する力

3、尊敬する力

4、感謝する力

5、勇気

6、責任感

この6つの力は生きる力になります。

 

七田教育は人の為、人の役に立つ人生をおくることのできる、

そんな大人になってほしいと願っています。

そして何より【幸福感】が豊かな人生をおくる事できる人、

そんな人になってほしいと願っています。

では、【幸福感】豊かな人生というのは、どんなことなのでしょうか。

人が幸福を感じることとして、2つのことがあると言います。

それは、「個体維持のために得た幸福感」=地位財と、

「集団維持のために得た幸福感」=非地位財とがあるといいます。
(※ ロバート・H・フランク「幸せとお金の経済学」より)

この二つの違いをわかりやすくお伝えすると、

個体維持、つまり自分の私利私欲のために得たものというのは、

瞬間的に【幸福感】を強く感じるけれども、それはすぐに薄れ、消えてしまう。

けれども集団維持、自分ではなく周りの人や、社会のためにして得たものは、

【幸福感】の度合いはゆるやかかもしれないですが、長く【幸福感】は持続するというもの。

たとえば、欲しいものを購入したときは、その喜びは大きいですが、時間の経過とともに、

すぐに別の新しいものを購入したくなるといったように、際限がなく、ずっとは持続できません。

でも、人のために何か手伝ってあげ、そしてそれにより感謝されたということがあると、

その喜びは細くても長く持続していきます。

ぜひこの後者の【幸福感】豊かな人生をおくれる、そんなお子様を育ててあげてほしいです。

そのために、お子様の利他心を育てていただきたい、それが七田式の根幹にあることです。

利他心とはまさに、人のために何かしてあげる心。

自分の利害はさておき、他人の利害を図ることです。

そんな心を育てる教育こそが、右脳教育であり、感性教育なのです。

なぜなら、右脳の核となるものそれは『愛、協調、一体の心』が大切だからです。

 

冒頭少し触れましたが、新型コロナウイルスによって、

この利他心というのがとても重要なことをお感じいただけたらと思います。

自分さえ良ければよいと買い占めをしたり、

自分は大丈夫だと過信をして、人混みの中に出掛けてしまったり、

住んでいる地域が危険だと他の地域へ移動してしまうなど、

自分さえよければ、他の人は関係ないという考え方は、とてもさみしいことです。

こんな状況だから、マイナスに捉えるのではなく、プラスの思考で捉える、

そこからは〈生きる力〉が生まれてくるのです。

たとえば…

物がない⇒どうしたらその代用になるか考える

家に居てつまらない⇒楽しくなる方法を考える

お手伝いをするとお母さんペイをあげて貯まると何か還元してあげる

学校の時間割通りに一日のタイムスケジュールを作って学校ごっこをする

庭やベランダでバーベキューをしたり、お弁当を広げたりする

家の中にテントを張ってキャンプごっこをして雰囲気を変えてみる

などなど、いろんなアイデアを出すだけでもワクワクしてきますね。

このワクワク感というものが幸福感であり幸福脳なのです。

ワクワクすることで興味や関心、好奇心が湧いてきて、

もっと知りたい考えたいというパワーがでてくるのです。

この力が勉強にも出すことができたら、本当に凄い力になります。

家での学習は机上の物だけではないはすです。

ぜひ、色々な体験や経験をさせてあげられているとプラスに考えて下さい。

 

今の教育はマニュアル通りに公式や解き方を教えてしまい、

人として生きていく為の本当の力というものを教えていないような気がします。

他人と競争して、いい点数や成績を競う。

もちろん、競う事があってこその今の日本経済の成長があったのだと思います。

ただ、それだけではいけないのです。

競った後、お互いの事を褒め称える事のできる心というものが大切なのです。

今のこの不安な状況の時こそ、大人がきちんとした対応をみせることで、

子どもたちに真の心の教育として伝える事ができると思います。

 

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