2020.06.09
「母親の語りかけで子どもは劇的に変わる」
お母様方は、日々お子さま達とたくさんお話をされていることと思います。
何気なくしている語りかけですが、
実はお子さまにとってはとても大きな刺激となっています。
語りかけは、脳を開く第一歩です。
数多くの言葉を耳で聞くことで、
言葉を理解する細胞が脳に形成されます
また、皮膚刺激は身体の器官や行動の十分な発達に不可欠です。
母親の愛撫と語りかけは、言葉を超えた言語となって、
愛と一体感を育てます。
これは、言葉ではなく、感覚的に相手を感じとる右脳の能力の基本です。
赤ちゃんのころでも、愛撫して語りかけてあげることで、
右脳の基本の力を育てていきます。
ここで、愛情の伝え方をご案内します。
お子さまの無意識の中には、
「認められたい」「褒められたい」「愛されたい」という思いがあります。
親はそこを認めて、褒めて、愛して育ててあげればいいのです。
例えば、ちょっとしたお手伝いをお願いし、
お手伝いをしてくれたら、子どもを思いっきり抱きしめ
「お母さんを手伝ってくれてありがとう。優しい〇〇ちゃんが大好きよ」
と伝えましょう。
認めて、褒めて、愛してもらうことによって子どもの心が満たされます。
すると、子どもも素直に親を受け入れるようになります。
皆さんは自分の子どもが、将来どんな人に育ってほしいですか?
思いやりのある優しい人でしょうか。
集中力があり、我慢強い人でしょうか。
多くのお父さん、お母さんが、子どもに自分本位ではなく、
思いやりを持った人に育ってくれたらと願うのではないでしょうか。
そこで次は、思いやりを育てる言葉がけをご紹介します。
わがままな気持ちを抑えるには、
子どもが自分で自分の心を判断する基準が必要となります。
「あなたは自分の心が小さい方がいい?大きい方がいい?」
「あなたは心がきれいな方がいい?汚れている方がいい?」
と問いかけてあげましょう。
それによって、子どもが自分の行動を振り返り、反省できるようになります。
自己中心的でわがままを押し通そうとする子には
「自分のことしか考えない人は心が大きいと思う?小さいと思う?」
人に意地悪をしている時は
「人に意地悪をしたり、人を傷つけたりすることは、
心が美しいことだと思う?心を汚すことだと思う?」
「人が喜ぶことをすると心は美しくなるよ。
反対に人を悲しませたり傷つけたりすると心は汚くなるよ」
親の語りかけにより、子どもに自分の行為を振り返る基準が出来て、
優しい思いやりの心をもつ子に育ちます。
言葉がけ一つで、子どもの心の成長が違ってきます。
ぜひ、実践してみてください。
ちなみに、集中力を育てるにはどんなことに気をつけたらいいでしょうか。
子どもに良い環境(習い事など)を与えたとしても、
何を習わせるかではなく、どう習わせるかが大切です。
叱るのではなく上手に褒めながら楽しく習わせてあげましょう。
教室(習い事)に行く前に、
「明日(今日)は、〇〇先生に会うの楽しみだね」
「レッスンで明日(今日)はどんなことやるのか、楽しみだね」
「今日はどんなカードが出てくるかな?動物かな?食べ物あるかな?」
というように、イメージをさせて子どもをワクワクさせてあげると、
ぐずったりすることなく、楽しく習い事もできるようになります。
お母様の上手な語りかけで、その後が大きく変わってきます。
ぜひ、意識した言葉掛けをしてあげ、子育てを楽しんでいきましょう。
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