2020.03.25
子どもの性格別アドバイス【第4回】
四回に渡ってお伝えしてきました、子さんの性格別のアドバイスは、
今回が最終です。
(過去の記事は ☞ 第1回 ・ 第2回 ・ 第3回)
それでは、さっそくお話していきます。
- ボーっとしているように見えるお子さん
何かを考えて、ボーっとしているのは、想像力や連想力が豊かなしるしです。
どんなことを考えていたのか聞いてあげてください。
聞いてあげたら、
「そういうことを考えていたのね。」
と、感心してあげるといいですね。
- 一つのことに没頭してしまうお子さん
一つのことに集中することは、思考力が深まっているといえます。
否定せず、伸び伸びと、そのお子さんの好きなものを取り組ませてあげてください。
- 質問ばかりするお子さん
2歳から4歳は子どもの質問期です。質問されたら、
「さぁ、どうするのかな。〇〇ちゃんはどうすると思う?」
と、お子さんの考えを引き出して、少しでも答えられたら、ほめてあげましょう。
間違っている場合は
「お母さんはこう思うけど、どうかしら。」
というふうに、対話形式にすると、コミュニケーション能力が備わっていきます。
- 独り言を言いがちだったり、想像にふけるお子さん
独り言は、叱ったり、とがめたりしてはいけません。
幼児期は想像力が豊かです。別の人間になる想像遊びをすることもあります。
大人は、子どもの想像の世界を壊さないようにしてあげることが大事です。
- うそをついたり、おせっかいなお子さん
大切なのは、親が子どもにうそをつかないことです。
正直であることが大切だと伝える話をしたり、
『イソップ童話』等の教訓を伝える絵本を読み聞かせしてあげることも効果的です。
おせっかいなお子さんにも、それが迷惑だとわかる話をしてあげると、
徐々に行動が改まってきます。
ただ、おせっかいといっても、そのお子さんなりの相手への思いやりがあってのことです。
その気持ちをまずは受け止めてあげてください。
いかがでしたか?これまで18個のお子さんの行動パターンに関して
お伝えしてきました。
すべてのパターンにいえることは、お子さんの今の行動は、
出来上がった姿ではなく、成長過程の姿であるということです。
まずは、保護者のかたは、愛情をこめてあたたかく見守ってあげてください。
お子さんの行動に頭を悩ませることもあるかと思いますが、
頭ごなしに大人の考えをお子さんにぶつけずに、
お子さんに語りかけ、気持ちをくんであげてください。
笑顔溢れる親子関係を作っていきましょう。