2019.03.25
カードフラッシュの大切さ
今日はなぜ七田式では、フラッシュカードをお子様に見せるのかということを、
お話させていただきたいと思います。
お子様がもともと持っている天才的な能力を引き出し、
育てていくために様々な取り組みをレッスン時に行っております。
レッスンの代表的なものに「フラッシュカード」があります。
フラッシュカードとは、絵や写真、言葉などのカードの内容を読み上げていきながら、
高速でめくり、お子様に見せる取り組みです。
カードを見ることで右脳を活性化し、語彙や知識を豊かに身に着けられる取り組みであり、
ご家庭でも日々取り組んでいただきたい取り組みとなっています。
しかし、保護者様の中で疑問に思われるのは「カードを見せることで、
どんな効果が得られるのかわからない」ということではないかと思われます。
カードを見せることで、本来お子様の持っている力を引き出し、
可能性の扉を開くことのできる優れた働きかけなのです。
ではフラッシュカード4つの意義にについてお伝えさせていただきます。
1、右脳の活性化
右脳は高速で動く脳です。
1枚0,5秒のスピードで見せることで、通常働いている左脳では対応できなくなり、
右脳のスイッチがONになるのです。
2、右脳記憶を育てる
目にしたものを瞬時に捉え、記憶するという「写真記憶」の能力が、右脳に備わっています。
フラッシュによって、右脳の本来の記憶力が育ちます。
3、右脳と左脳をつなぐポールブリッジ
右脳はイメージ・映像を媒体とする脳で、左脳は言語を媒体とする脳です。
絵や写真を見せながら、物の名前や耳からのインプットで、イメージと言語が結びつき、
右脳と左脳がリンクすることになります。
4、語彙数
語彙数が多いほど、理解力や創造力が豊かになります。
七田式では通常の4倍の語彙の獲得を目標としています。
日常生活の中だけでは、それだけの語彙数に触れさせることはできません。
カードで見せることで、多くのジャンルの言葉に触れさせていくことができるのです。
以上4つの意義のように、カードには素晴らしい効果があるのです。
しかし、取り組んですぐに効果があるとは限らないのも現実です。
何よりも「効果を焦らない」といことが大切です。
どのような取り組みもそうなのですが、成果は「繰り返し」と「継続」により、
後から必ずついてくるものなのです。
一つの取り組みの継続で、脳の新しい回路が形成されるまでの、
最低3か月は必要と考えています。
その反応や見え方の成果は、お子様によっても違います。
それがお子様自身の大切な個性ともいえるのです。
七田式では保護者様にもご家庭で見せていくカードの枚数は、300枚と
お願いしておりますが、まずは、10枚から見せていき、50枚、100枚と枚数を
増やしていくことがより効果的ともいえるでしょう。
低年齢のお子様であれば、身近なもの、年齢が上がってくれば、
「国語・算数・理科・社会」の知識化カードなど、レベルを変えていくとよいと思います。
何よりも大切なことは、お子様が興味を示していることへの働きかけです。
興味を示すものに関しては集中力も増してきます。
右脳はリラックスしてこそ本来の力を発揮するものです。
継続しながら焦らず比べず取り組んでいただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。